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コミュニティリーダーズサミット in 高知 2019初鰹編〜特別講演〜

【特別講演】地場産業の会社が挑戦する、今治と全国のファンコミュニティの作り方

IKEUCHI ORGANICの牟田口さんによる今治から全国にまで広がるファンコミュニティの作り方の紹介。
2003年に主要タオル問屋の倒産により、民事再生法適用申請したが、お客さまからの激励の声により、当時売上1%以下の自社ブランド重視に方針転換。
イケウチとオーガニックの20年間。」IKEUCHI ORGANIC公式noteに20年間の歩みを掲載(2万字)!

1.ものづくりへのこだわりを発信
 2005年からIKEUCHI ORGANIC代表自身がブログで発信。Facebook、ツイッターでも発信、積極的にリプライ。slackは難しかった(笑)。
2.ファンとのふれあいを重視
 
ファンとのコミュニケーションを重視。1年に3、4回各ストアで代表が直接コミュニケーション、今治オープンハウス開催(大人の工場見学)。参加者のハードルを上げて(今治までの交通宿泊費+参加費は自腹、好きなタオルを持参すること)、徹底したおもてなしを実施(職人との交流、経営者自らバスガイド、当日織りあがったタオルをプレゼント)。リピータ率25%!

ファンの熱量は高まっているものの、社内でも東京と地方で、取引先によってはまだOEM生産をやっていたり、お客さまとのコミュニティが分散したりと、どれも熱量のGAPがあるのが課題。熱量が強いほうに寄せていきたい。

そのGAPを埋めて、繋ぐ役割がオウンドメディア「イケウチな人たち。」。
自分たちで商品の良さを語らず、法人・個人も含め、IKEUCHI ORGANICのファンで固める。
代々木上原のSIOでは、おしぼりとして使っているだけでなく、タオルハンカチをお客さまにプレゼントまで!
高円寺の小杉湯と北参道の美容室が繋がったり、メディアに出た人同士で繋がる。イケウチな人たちのミートアップも開催!

まとめ
大事なのはオンラインとオフライン。
経営層も、現場スタッフも誰もが全員広報として情報発信。
まずは小さく始める。

こんなにコンセプトもファンコミュニティの作り方もオウンドメディアのクオリティもどストライクな会社があったとは。初めて見た気がしないので、IKEUCHI ORGANICのことはきっと何処かで聞いていたのかもしれないけれど、今回の講演を聴いて、すぐにファンに。その取り組みもコミュニティづくりの大事な要素が全て詰まっていました。高円寺に住んでた頃に小杉湯で友人が写真展をやっていたり、アートや音楽に関心が高い銭湯だったけど、2018年8月から全てのバスタオルがIKEUCHI ORGANICに切り替わったくらいいつの間にかイケウチ愛にあふれていた。『IKEUCHIの湯』も行きたいかった!(またやってほしい!)まずは表参道のお店に行こうっと。

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