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Top of Namba Grand Kagez(2021/11/3)

NGKでまさかの最前席が当たった!
毎日仕事頑張ってて良かったー!神様ー!

というわけで行ってきました。
Top of Namba Grand Kagez。

K-POPが流れる会場。
すごい、いつもの「ほんだし幕」がiPhoneの画角に入りきらない。


17時45分、開演。

幕が上がると、そこにはモノクロでクラシカルなかっこいいセット。

暗転後、オープニングムービーが流れる。
やすともさんと中川家の映像をメインに、きょう出演の芸人さんたちのラインナップ。
前半は、やすともさんと出演芸人さん全員のカットでムービーが終わる。
これがまたばちくそかっこいい。

ムービーが終わって、いよいよ漫才。


ダブルヒガシ。
マッチングアプリで出会ったやばい女の人のネタ。東さん、どっつんに気をつけて!

祇園。
木崎さんもはや振り切ってて観てて気持ちいい。
修学旅行のネタ、3泊2日の謎が後からするする解けていく見事な回収劇。

見取り図。
過去に出た大阪のお笑い賞レースに出たときにつけられた異名から自己紹介が始まる。
「岡山が生んだお笑いアーティスト」なリリーさんに対して、「巨漢長髪髭男」な盛山さん。
いや、そのままの盛山さんがみんな好きなんですよ!
漫才は左利きのネタから病院のネタの流れ。
まず左利きのネタ。
何度か見てきたけど、リリーさんが盛山さんの乳を揉みしだくところいいよなぁ。あと息ぴったりの炎。
リリーさんの「右折するなよ」で盛山さんがくるくる回って舞台下手から登場し直すのはお馴染みだけど、盛山さんが「じゃあお前左折するなよ」で舞台上手からリリーさんと登場し直すの、今回初めて観た。
でも一緒に舞台奥にはけていったにもかかわらず、盛山さんはそのまま舞台奥から、リリーさんは舞台手前から三八マイクに向かって一直線で、リリーさんにはどこ吹く風なの笑った。
で!この後が一番好きだったところ!
右折左折の後、リリーさんが「一生飛行機乗るなよ!ライト兄弟が作ったから!」。
で盛山さん、大きい舞台を動きまくって少し息上がってたんかな?「スキー、スキー、スキー…」ってその後のリフトのくだりが続かない。
そこですかさずリリーさんが、
「何?告白しとん?」。
こんな尊いやりとりありますか!??
ひー!萌え死ぬー!!!
最後お互い利き手だけで叩きあいになって、リリーさんが左手で決着つけるところも、今回まあまあ過激で盛山さんの頭バチーンいってた。
思わず「あかんでそれ!」と盛山さん。
「頭おかしいから病院行ったほうがいいんちゃう?」のリリーさんの一言で次の病院ネタへ。
きょうの盛山さんは冷えピタさん。リリーさんのワクチンはカルビー製。
「破水してます!」のところでリリーさん盛山さんのちゃんと触ってるんだね。
いやー10分も推しの漫才がみれるなんて。
しかもNGKで、盛山さんの飛沫のしぶきまできれいに見える距離。
同じ空間で同じ時間を共有して、おまけにこっちはたくさん笑わさせてもらって。なんて幸せなんだ。
M-1まじで優勝祈ってます!!!

銀シャリ。
ロングコートダディの代演。冒頭で橋本さんが少し触れてくれて嬉しかった。
ネタは、鰻さんのおじさんがラジオ体操第一の制作関係の仕事をしていて、そのグランドリニューアルを持ちかけられた、というもの。
一番笑ったのは、アメリカ国歌が大統領の出囃子じゃないっていうツッコミ。
そんで橋本さんのほうがずっと声がいい。

ミルクボーイ。
オカンのはまってる食べ物と好きな動きのネタ。
食べ物のほうは、パックンチョとディズニーとの関係に迫る壮大な展開なの笑った。
いい加減サブロー師匠に怒られないか心配。
動きのほうはラジオ体操第一、まさかの銀シャリとネタ被り!
この日は比較的運動量控えめな内海さん。あのネタ大変ですよね。

海原やすよ・ともこ。
言葉のチョイスがおかしいやすよさんの話から始まって、インスタを使いこなしたいという話へ。
まるで世間話をするかのように自然で、変に芝居がかってない漫才。まるで自分も話の輪の中に入っているかのように錯覚させられる。圧巻。
やすよさん、盛山さんとぜひツーショインスタあげましょう!!!公式マークつくの応援してます。
「自分から申請したらあかんで!」で袖にいるであろう盛山さんに叫ぶやすよさん好き。
おばさんポーズのともこさんも素敵。


休憩をはさんで、後半。
オープニングムービーと内容は同じ。
後半は、中川家と出演芸人さん全員のカットでムービーが終わる。
何度観てもやっぱりかっこいい。


カベポスター。
中学のときの文化祭のネタ。
校長(1年のときは教頭)の好みに引っ張られる文化祭の出し物。出汁カフェ。
学年が上がるごとに、出し物被ったり逆に抑圧から解放されてはっちゃけた出し物になってたりで各クラスの動向が伺えて、それも笑った。
(後半のネタ思い出せない…)

ヘンダーソン。
街コンと服屋の店員さんのネタ。
絶対にウケる型のあるネタって自分結構好きかもしれない。ミルクボーイ然り。
中村フーさんの「ダメだなぁ」、ネタ中ではスベったことになってるけど、自分は大好き。
ヘンダーソン最近すごい気になってる。

ニューヨーク。
ごろーちゃんになりきる嶋佐さん。
もうやりたい放題、めちゃくちゃやー。

令和喜多みな実。
森ノ宮から出番間に合ってよかった!
移動でタクシーを使ったときにもらった、ウェットティッシュのネタ。
実はそれは汗拭きシート(河野さん曰くボディシート)であり、メイク落とし用のシートであり。
野村さんはそれでマスカラ落としたらしいけど、最後までマスカラしてたん!?を聞いてもらえない河野さん。笑った。
野村さん新しい衣装お披露目だったのね。ジャケット良い色、似合ってます。

タカアンドトシ。
結婚の挨拶に彼女の実家に行った設定で、タカさんがお父さんやったり彼氏役やったり、いつの間にかくるくる入れ替わって、それに振り回されるトシさんに笑った。
もうあまり漫才してるところテレビでも観なくなっちゃったけど、ノリツッコミのテンポの良さや絶妙な間合いはやっぱりベテラン。圧巻。

中川家。
先に礼二さんだけ出てきて、剛さんがなかなか出てこない。やっと出てきたと思ったら、ちらっとお姿が見えたやすともさんと袖で戯れてました??
そんな剛さん、初っ端からめっちゃKKさんについて毒づいてる。テレビじゃ絶対無理なやつやー!
礼二さんの車掌さんのモノマネ、生で聞けたの嬉しい。


エンディング。
エンドロールが流れる。
もうオープニングムービーもだけど、渋くてクールで好きすぎる。最初から最後までとにかくかっこいい。
演出のやすともさんに拍手。
シンプルに漫才を楽しめて、なおかつ漫才師のかっこよさを引き立てる世界観を徹底的に創り上げてる。本当に尊敬する。

映像が終わると、やすともさんと中川家が再び壇上へ。
ともこさん、席の間隔空けて公演してたときのことお話しされてて、あの時は笑ってあげなっていう感じでかわいそうだった、ってどこまでもお客さん思いなところに感動してしまった。
まだ前方2列は空けているとはいえ、劇場満員になるまでお客さん入れてくれて、とっても感謝してます。
剛さんは、盛山さんがドーベルマンで、中村フーさんがチワワに見えるそう。最後までいじられてる盛山さんがみんなから愛されてるのを感じて、勝手に嬉しくなった。


20時20分、終演。
嶋佐さんのツイートだと20時終演予定になってたから、めちゃくちゃ時間押してたんだ。
より長くステージ観せていただいて、本当にありがたい。


なんだろうな、いつもの寄席とは全然違う、独特の緊張感のある舞台だった。
満員になったお笑いの聖地。ただ純粋に漫才を披露するために用意された舞台。
あの場で堂々と自分たちのネタを披露することができるって、本当にすごいことだと思った。
客席側でも、今後NGKを支えていくと期待されて選ばれた芸人さんたちの漫才がみたいって、みんなぎらぎらとした熱量を持って観ていたように思う。少なくとも自分はそう。
もちろん笑うところでは思いっきり笑ったけど、会場の雰囲気は最後までシュッと締まっていたように感じた。
今回選ばれてステージに立った芸人さんたちはどう感じたんだろう。やっぱり緊張したのかな。

こういう形で漫才観るのも良いな。
次回開催されることがあれば、また絶対行こう。
Top of Namba Grand Kagez。

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