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リリス研究ノート~分離から統合へ

今日もリリスについて考察していきます。

リリスとは何のこと?という方は、こちらの記事をお読みください。
↓↓↓

この前までほとんど未知の世界だった占星術のことを、こうやって書こうとしている自分にびっくりします。

これまでの占星術って、
「人生をより良く、快適に生きられるようになるために活用する占い」、という位置づけだったと思いますが、
リリス理論を含め、教科書を超えた新しい占星術は、
「囚われのマトリックスから抜け出し、(電池に繋がれていない)真の人間になるための攻略指針」とわたしは捉えています。

「人生をより良く、、、」の人生そのものが、仕組まれた青写真によるものなのであれば、
その中でどんなに「より良く、、、」と目指したところで、
地球人自体が遺伝子レベルでコントロールされている限り、
地球人である我々の人生はいつまでたっても良くならないし、安心できないし、自由で快適にならない、ってことが、ここ20年ぐらいの探求で見えてきたんです。

(↑他のブログサイトにこんなこと書いてた。”私たちの遺伝子は月や土星からの意図的なプログラム干渉を受けている”)

だから、心理学でも占星術でも、スピリチュアルな思想でも科学でもボディワークでも、これからは、
進化のため、覚醒のため、解脱のために活用できるものこそが本物だと思うし、そうじゃないもの(世の中にあふれている)は、進化や解脱を阻むトラップだとさえ思ってます。

そして、今、今だからこそそういう従来の心理学や占星術、科学などを超えたものが世に出てきてるのは、
それはいよいよ私たちがこの囚われのマトリックスから脱出するタイミングが来ている、ということなんだと思います。

”リリス”に出会うタイミング

OK!Soraさんはご自身のリリス論の解説の中で、
「人類は呪縛されている」
「リリスを解明すれば人類の呪縛は解ける」
「リリスとは真我との再会」
「この世で”リリス”の設定に気が付く人類が多ければ多いほど
この地球は変わる」
とおっしゃってます。

そこまで言い切ってしまうsoraさん、
彼女も実は従来の占星術畑にどっぷりと浸かってきた人ではなく、
占星術鑑定士としてのデビューされたのは、確か1年かそれぐらい前だとおっしゃっていたように記憶してます。

それまでにあらゆる多角的な探求のプロセスで意識が拡大していき、その拡大した意識の視点で外から占星術を眺めたときに、占星術をずっとやってきている人には見えないカラクリのようなものが見えるようになったのではと思います。

OKソラさんによると、
リリスのコアなテーマは
「暴虐と服従」そして「強烈な拒否」

それぞれのホロスコープからリリスを解読すると、自分が具体的にどういうシチュエーションでこのテーマを設定してきているのかがわかってきます。

とはいえ、リリスは、、出会うタイミングがありそうですね。

わたしは、つい最近いわゆる“リリス現象”と思われるかなりストレスのキツイ現象に巻き込まれている渦中でこのリリス論に出会って、「まさにリリスやん!!!」というのがわかって、タイミング的には神ハカライだったのですね。

リリス理論のおかげで、自分のパターンがよくわかってそこから抜けることができて、本当に新しい自分に出会えた感じがします。

それで、「リリス理論すげ~」となって、
周りの人にもすぐに伝えたくなったのですが、
すごーくピンと来る人もいれば、来ない人もいれば。

これは、その人の心の自立度合いと関係があるかもしれません。

ハイブリッド人生心理学の島野隆さんによると、人の心の成長成熟の道は
「依存の愛から旅立ち、自立の自尊心を経て、成熟の愛へと向かう」ことだとおっしゃっています。

心の依存から自立への転換、、、
「自分の気持ちを人に受け止めてもらい、よくしてもらう」心のあり方から、「自分の気持ちを自分自身で受けとめ自ら進み先を決める」という心のあり方への切り替え。これによって感情の流れがより力強い方向へと変化する、いわば心のギヤ変換だと言えます。

ハイブリッド人生心理学HPより

人間においてこの「心の自立」には完成はない、とのことですが、この切り替えがある程度進んできた人たちにとっては、リリス理論は福音となるんじゃないかとわたしは思います。

反対に、まだ心のギアチェンジがうまくいってない場合、まだリリスと対峙する段階ではないかもしれないです。

リリスと向き合うには、ある程度の心の強さが必要なのだと思います。

だって、「暴虐と服従」、そこからの「強烈な拒否」がテーマなのです。

多くの人の悩み相談を聞いているとわかるのですが、
普段は何もないフリをしていても、
みんな人には言わないだけで、このテーマに関連した事象は多かれ少なかれ誰でも体験しているはずです。

モラハラ、パワハラ、セクハラ
いじめ
対立
虐待、ドメスティックバイオレンス
支配
妄信、カルト
詐欺

しかし、DVをしてくる配偶者から離れられなかったり、
いじめを受けていることを誰にも相談できなかったり、
ブラック企業なのにその職場をなかなか辞めれなかったり、
カルト宗教から抜け出せなかったり、、、

服従させたがる人間や環境との決別ができない人はとても多いのです。

またはその反対に、権威や権力にしがみつき、誰かに服従を強いる場合も。

またあるいは、そういう状況にハマらないように人間関係から引きこもるように生きる、親密さから逃げるように生きる(コミットメントフォビア)というパターンもあると思います。

それって、いずれにしても先ほど述べた「心の依存から自立へのギアチェンジ」がうまくいってないってことなのです。

リリスは全体にも個人にもフラクタルに働いている

リリスの今の人類共通のテーマとして「権威・権力」「古い習慣」「古い強制」への「強烈な拒否」ということになりますが、そもそも今私たち人類が全員、生まれた瞬間から「暴虐と服従」の監獄の中に入れられている囚人状態だということにどれだけの人が氣づいているのでしょうか?

(有害なマスクを年中装着させられている、謎だらけの注射を何度も打っている、空からは毎日のように有害物質が撒かれ、マスコミは洗脳ツールとなり嘘しかいわない、人工で地震や火事を起こし大地を破壊、どこでもすぐに手に入る食べ物は有害極まりなく、病気は病院で作られる、、など挙げたらキリがないほどの「暴虐と服従」の例、、、)

もしそういうことに氣づいていないのだとしたら、大半の人は心の依存から自立への転換がまだ終わってないということになり、リリスのことを聞いてもなんのことだかさっぱりピンときません、となっても不思議ではありません。

地球レベルであろうと、国家レベルであろうと、個人レベルであろうと、
すべて同じです。
同じしくみ、同じ影響がフラクタルに働いています。

だから、OKソラさんが、
「この世で”リリス”の設定に気が付く人類が多ければ多いほど
この地球は変わる」
とおっしゃるのもよくわかります。

リリスの読み解き、簡単ではない

リリス星座が、自分の人生にどう影響しているのかを読み解くのに、
私はOKソラさんのnoteにある有料記事を参考にさせてもらいました。

先ほども書いたように、わたしはこのリリス理論に出会ったときにまさに”リリス射手座現象”の渦中にいたので、「そういうことか!」とスッキリ腑に落ちたのですが、
多くの人は気づかずに「リリスの呪縛」という見えない檻の中で生きてきているので、そこを暴くのはとても難しいことだと思うし、自分のリリス星座がわかってもサインなどから読み解くにもある程度のコツやひたむきさなどが求められるような気がします。

あと、リリスは”あこがれと恐怖が一体化している”ということもあって、クリアするのはなかなか難しいもののようです。

OKソラさんも、今年がリリス元年、リリス研究はまだ始まったばかりなので、人に解読してもらうよりも、自分で紐解いていくことがリリス克服の鍵になる、ということをおっしゃってるんですよね。

そこで、わたしもリリス研究にハマり出したのですが、
OKソラさんがおっしゃっている「暴虐と服従」というテーマとも関係ありますが、
ふと「リリスってこういうことでもあるのかな?」というのが見えてきたことがあります。

それは、
「空虚さを、◯◯で埋めようとする」ということです。

○○には、それぞれの星座のサインの特徴、価値観が入ります。

私たちは、だれしもみんな空虚な感覚を心の奥底に抱えているものと思います。

空虚さは、
私たちが「分離感覚」で生きているからこそ生まれるものです。

他人との分離、
大地との分離、
世界との分離、
宇宙との分離、
アタマとカラダの分離、
右脳と左脳の分離、

この世に生れ落ちて、母親との大切な絆である「へその緒」を着られた瞬間、母親との悲しい別離の体験から「宇宙との分離」の感覚が芽生えます。

分離こそが、空虚感の源だし、恐怖や不安の源だし、自己否定感や人生の上でのありとあらゆるトラブルや悩みの大元だということ。

そして、その「分離」から「統合」への方向性は、様々な宗教や人間の意識の成長・発達に関する古今東西のメソッドや修行法(瞑想、ヨガ、シャーマニックな教えなど)に見られます。

もし、人類が遺伝子操作を受け、「設定」があるのだとしたら、この「分離感覚」こそが「設定」ではないかなと思うんです。

私たちはだれしも、空虚感を抱えていて、それがあまりにも“痛い”から、その痛みを避けるように生きているところがあるのです。

それで空虚感を避ける、あるいは満たすために何をするか、何で満たそうとするか、、
そこに「リリス」が絡んでいるのではないかと。

OKソラさんの読み解きの中でも、そういう記述はちらほら見られますが、そこをもう少し掘り下げてみたいと思います。

12星座のサインが持つエネルギーをキーワードにしたものは、調べたらいろいろ出てきますが、そこから「空虚さを埋める」という観点でわたしなりに感じたものを言葉にしてみました。

空虚さを〇〇で埋めようとする

〈牡羊座〉自意識、自分についての感情、とにかく行動、自分の居場所を探すこと
〈牡牛座〉所有、コレクション、金銭、安定・安心感、「形あるもの」を楽しむ
〈ふたご座〉情報収集、スマートさ、おしゃべりする、新しくて珍しいもの
〈蟹座〉家族や身内を思うこと、「母性」を発揮すること、安心できる温かい環境を求めること
〈獅子座〉スポットライトに当たる、中心的存在になること、虚栄を張ること
〈乙女座〉整理整頓、ストイックさ、頭脳戦、黒子になる
〈天秤座〉公平さ、他人との関わりで知性を使うこと、調停役、かっこつける
〈蠍座〉命がけになる、のめり込む、疑い深さ、最高•完成度の高さへの渇望
〈射手座〉哲学的思考、深遠な学び•探究、分別のある立派な人物に見られようとすること
〈山羊座〉社会貢献、仕事熱心、使命感、努力根性、「勝ち組」になること
〈水瓶座〉「みんなのために」、変革者になる、ユートピアへの憧れ、ユニークに振る舞う
〈魚座〉信じるものを探すこと、本物を探すこと、妄想、人への癒着

リリス克服へのヒント


まずは、「思考の世界」から離れて、これまで無自覚だった自分の空虚さを認識する。
その空虚さを、上記のリリス星座の特徴的なふるまいやあり方で満たそうとしているところはないかを内観する。

それを続けていったところで、その空虚さは永遠に埋まることはない。
「統合」は起こらない。
むしろ、その行為を続けることによって「分離感覚」が増していき、不本意なことや不快なことが勃発していることに氣づく。

さらにそれを無視し続けて必要な氣づきが起きないままでいると、
破綻や崩壊、心身のエネルギーの枯渇などストレスフルな状況が徐々にエスカレートしていき、自分に向き合わざるを得なくなるところまで追い込まれる。

空虚さをそれで埋めようとしている行為、ふるまいに氣づき、それをしない。

それを繰り返す。

上記の行為で得ようとしていたもの、「ない」と思っていたもの(愛やつながり、安心、自分の輝きなど)が、すでに自分の内側にあったことに気づいていく(統合)。

そうすることで、
そのリリス星座の性質が、自分の本質として輝くようになり、真我に目覚めていく。

以上が、今の所のわたしなりのリリス克服への道についての考察です。

ポイントは、、

  • 心の依存から自立へのギアチェンジ

  • リリス星座で、空虚さを埋める自分の反応行動を知る

  • 気づきを繰り返すことで、分離から統合へ

リリス研究、まだまだ入り口です。

これからもっとホロスコープや他の分野のことも多角的に探究しながら深めていきたいと思います。






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