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「名物にうまいものなし」という日本のことわざがある。 一理ある言葉だ。普段から新たな味覚を求めてやまない我々が、名物という名前に流され、あまりにも過敏に期待してしまうのが理由のひとつ。製造業者が名物に頼りきって利益ばかりを追及し、適当な仕事にかまけ、徐々に平凡化していくのもまた理由である。 そんな「名物」はさておくとして、ここでひとつ大邱湯飯(テグタンバン、大邱式のクッパ)を味わってみよう。この料理は、本来の名前をユッケジャン(牛肉の辛口スープ)と言う。 我が国