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僕的セルフプロデュース

セルフプロデュースとは…自らの長所短所を把握することで長所を生かし,短所をうまく補填し,周りの人から見て自らの印象良く見せることーいわゆる自己演出という言葉がセルフプロデュースに当たると思う。しかし自己演出という言葉に何かしら違和感を感じる。自らを演出することで本来の自分よりも良く見せたり大きくみせる意味合いがあるんだろう。自己演出をすることで仕事をもらったり,人から持てはやされたり生きるための処世術として便利なものだろう。しかしそれがほんとうに自らのためになるのだろうか?

むしろ自分の等身大を見せる(見られても大丈夫)ことの方が大切なのではないか?等身大の自分を見てもらい認めてもらうことが人生の生きがいに繋がるのではないか!?(←ちょっと大袈裟かな)と漠然とモヤモヤ思ってしまうのである。漠然と思うだけでは誰とも考えを共有することができないので,この漠然とした思いを文章に書き起こし考えてみることにする。

ほんとうの自己演出というのは自らを良く見せたり大きくみせることではないのではないか!?これは個人的な見解だけれども,いわゆる上記のような自己演出がうまく出来ている人にぼくは魅力を感じない。自らのことを良く見せようとしない人「ありのままの自分」を出せる人の方が魅力的だし,カッコいいな!と感じる。実は自らを良く見せようとする(見せれる)人よりも「ありのままの自分」を出せる人の方がセルフプロデュース(自己演出)ができているのではないだろうか?と思うのだ。

ではほんとうの自己演出とはなんだろう?ほんとうの自己演出とは自らを良く見せたり大きく見せることではなく「ありのままの自分を効果的に表現する」ことなのではないだろうか。

この「ありのままの自分を効果的に表現する」という文章を読んだときに一瞬「はて?」となると思う。ありのままの"自分=自己"にあたり"効果的に表現=演出"ということになるのだけれども,ぼくも自分で書いておきながら「これはどう言った意味なのだろう?」と考えてしまった。

「ありのままの自分とは?」ーそれは等身大の自分のことだ。等身大の自分というのは,自らを良く見せたり大きく見せたりすることではないのは想像つくと思う。では等身大の自分である人の特徴はどうであろうか?自らを飾ったり,周りの目を気にしたりしない人が当てはまるだろう。ということは周りの人を意識しない(気にしない)ということが"等身大の自分=ありのままの自分"ということになる。つまり「ありのままの自分を効果的に表現する」というのはわざわざ自分を良く見せたり大きく見せたりすることではなく周りの目を気にせず(意識せず)生きる!というのが自己演出の"演出"部分になるだろう。

しかし普段の生活は誰もがいろいろなカタチで人と関わって生きている。こういったなかで周りの人を意識せずに生きるということはかなり難しいことだ。周りの人とコミュニケーションのため,自分がどう見られるか,どう相手と関係を築いていきたいか?などを細かくは考えないにしても,それなりに考えて行動するのが一般的だ。しかし自己演出に重要なのは周りの人を意識しない(気にしない)ということだ。それがありのままの自分を効果的に表現する為の1番の近道なのだ!と考えるのだ。

うーん,これはかなり至難の業だ。これを実行するのはある意味修行のようなものだ。しかしほんとうの自己演出を実現するためにはその修行のような振る舞いが必要なのだ。

大袈裟に“修行”と書いたものの周りの人を気にしないという行動は難しそうで意外と簡単なことなのだ。要は「物事に夢中になればいい」のである。本を読んだり趣味に没頭したり夢中になっている時は周りの人を気にすることができない。気にすることができてしまえば夢中になっていないことになってしまう。自己演出のための修行というのは好きなものや趣味を見つけることから始まるのだ。そして夢中になるものを見つけて夢中になることができれば自己演出がほとんどできたようなものだ。

次に""ありのままの自分というのは自らを良く見せたり大きく見せたりしない。できるだけ夢中になり,そうやってありのままの自分でいることを意識して生活する。そういった意識をして生活続けていれば人と会った時も必要以上に人に合わせる(意識する)必要もなくなってくるし,時間はかかるかもしれないがおのずと周りの人が自分のことを認めてくれてうまく自己演出ができたことになるのではないだろうか!?

そういった自分の内面に向き合う作業こそが自己演出なのだ!と僕は思う。とはいえ人との関わりはもちろん大切だ。人との交友関係を蔑ろにしてしまうことはよくないことだ。お寿司の薬味に例えると,自らの内面に向き合うこと=醤油で,自らを外側に向ける(人との関わり)=わさびなのではないか?お寿司に醤油をつけて食べると思うのだけれども,わさびがない寿司は物足りない。かといってわさびだけで食べても美味しくない。寿司は醤油をつけてわさびがアクセントの役割でちょっぴりついていることでより美味しく食べることができる。要は自らが内面に向き合う作業あってこその人との関わりが生きてくると思うのだ。しかし最近は人の目ばかり気にしていてそればかりに時間を費やしてしまっている人が多いような気がするのだけれども...どうだろうか?

自分の心からやりたいものを見つける。自分の気持ちに素直になること。周りの目を気にする必要はない!それがほんとうのセルフプロデュース(自己演出)なのだ!


今回はSNSやTVなどのメディアを見ない,lineメールを仕事関係以外でほとんどやらないということ“SNS絶ち”を1週間続けてみて何が見えたか!?ということを書こうと思ったのだけれども,ひたすら脱線し過ぎてSNS 断ちのことが書けず仕舞いになってしまった...SNS断ちのことについてはまた次回書きたいと思う。

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