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カルチャー日吉 起業ヒストリーと創業者の想い|高松汀子

カルチャー日吉普通部通り

●はじめに

1996年の秋、私は10名の講師とともにここ日吉の地で「カルチャー日吉」を設立しました。

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2021年はコロナ過で迎える創立25周年!の記念の年です。今ここで、私の想いを伝えたいと思います。

● 私が感じたアメリカと日本

「教育は、それを受けた者に一生宿る」との教育理念を持つ母のもと、横浜市磯子区で育った私は、大学卒業とともに結婚し、仕事でアメリカに赴任していた夫とミシガン州デトロイト郊外での暮らすこととなりました、慣れない環境の中でのアメリカ生活がスタートしたのですが、そこで目にしたものは、「映画のワンシーンのような素晴らしいアメリカ」と、その反面の「日本が世界でいかに知られていないか」という現実でした。

●米国教育者を招く事業「PACEインターナショナル」の立ち上げ

約4年間のアメリカ駐在生活を経て日本に帰国し、日本在住の外国人と日本人との国際親善ボランティア団体「横浜インターナショナルウィメンズクラブ」に所属したのです。

そこで出会った米国人女性とともに、「PACE (Program for Academic and Cultural Exchange)」を立ち上げ、訪日したアメリカ人教育者たちに、日本の良さを伝える事業をスタートしました。

●「PACEインターナショナル」の事業からカルチャースクールのオーナーへ

英語で日本国内を案内できる女性たちの協力のもと、「PACEインターナショナル」の事業に情熱を注いでいた私は、その活動を通し、当時日本語学校の校長を務めていた当ビル(日吉教養ビル)オーナーと出会い、当ビルでの事業運営を強く打診され1996年、「カルチャー日吉」を設立する決意をしたのです。

●一人の講師、一人の生徒を大切に!

わずか数名の生徒からスタートしたカルチャー日吉。創業時からの理念である「一人の講師、一人の生徒を大切に」という想いは、今も変わっていません。

この「一人一人」を大切にする理念を軸に、どの大手企業の傘下にも属さず、「独立系」の地域密着型カルチャースクールとして、日吉周辺の人々に広く、そして深く親しまれてまいりました。

●国際色豊かな語学や教養講座が同校の原点

英語講師の経験をもつ私ですが、その頃から何よりも大切にしていることは、「学ぶことの大切さ」です。それを教えられて育ってきたこと、そこに自身の語学力や、国際的なネットワークを通じて大切に育んできた人々とのつながりを生かす形で、英語の講座を中心にカルチャー日吉をスタートしたのです。

これがまさに「カルチャー日吉」の原点であることは言うまでもありません。

●年齢、性別、国籍、そして文化の垣根を越えた 多文化共生スクール、「カルチャー日吉」へ

あらゆる垣根を越えた多文化共生スクール、それこそが「カルチャー日吉」が目指す形です。

「生徒一人一人のご要望に柔軟に対応し、老若男女が集え、性別、国籍、文化の垣根をも越えて学べるカルチャースクールとしての存在を確立するために、もっともっと、講師や生徒の皆さんとともに成長していきたい」これが私をはじめ、私たち「カルチャー日吉」の想いです。

カルチャー日吉とは ➡https://www.culture-hiyoshi.com/about/

●最後に

「日本を全く知らない」人に出会ったアメリカ生活時代に感じた「諦めない心」、さまざまな国・境遇・国籍の人々と出会ってきた日々への感謝、そして「自己を磨く」ことで仲間を作り地域社会に還元し、新しい風をこのスクールにも吹かせていきたい、そう強く願ってやみません。

カルチャー日吉 創業者・オーナー 高松汀子



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