小学校2年生と「モルックもどき」をやってみた話。

分散登校が終わり、一斉登校になって1週間。
今年のクラスの子たちは、やや不思議ちゃんなので
初日に「みっつの「みつ」をさけましょう」という言葉を教えたところ
「ぶんぶんきんし!」「はちのす くじょ!(駆除?)」と
お互い声を掛け合っています。

……やばい、「やや」じゃない。ここ不思議の国だ。


現在、「感染症防止」「熱中症防止」で、教室でじっとしてろと
言われることが多いです。
本校は、まだ「休み時間」を子供たちに与えていません。
授業と授業の間を10分にして、そこは手洗いや水分補給の時間。
外で元気よく遊ぶと、感染症が怖いし、最近外暑い。
ストレスたまるんだこれが……。

子どもたちのあげる声が大声になり、奇声に変わり始めたので
あーこれはまずい。と、ネットで探していたら
面白そうなスポーツを発見。
それが「モルック」です。

詳しくは検索してください。
・2対2のチーム戦。
・1~12までの番号の書かれた
 木でできたボーリングのピン的なもの(スキットル)に
 同じ形の棒(モルック)を当てて倒す。
・数字を足していって50点になれば勝ち。
 ただし、50点を超えると25点からやり直し。
・スキットルは1本倒せば書かれた数字が点数。
 2本以上倒したときは、倒した本数が点数。
 (ex 「3」1本なら3点。 「1」と「2」なら2点。(2本だから)

同僚数人と、「休み時間」「小学生が」…を想定して
「もどき」を作ってみました。

・1対1の個人戦。その他「拾い係1人」「得点係1人」
・「1」「2」「3」「5」「7」「11」の番号の書かれた
 ペットボトルに、ペットボトルを当てて倒す。
・数字を足していって、15点になれば勝ち。
 ただし、15点を超えると、10点からやり直し。
・ペットボトルは1本倒せば書かれた数字が点数。
 2本以上倒したときは、倒した本数が点数。
・「モルック」は段々スキットルが広がってくるけど
 「もどき」は小学生を想定しているので
 どちらも当たらなくなったら、最初の形に戻す。得点はそのまま。


職員でやったときは、なかなかの盛り上がりでした。
意外な人の意外な一面が見えたりとか。
あと、結構運動になるんだ。
「拾い係」もボーっとしてられないので良いです。
あ、大人の時は「得点係」は無しにしました。
「拾い係」2人体制でサクサク回収。


投げ方とか、ラインとかはなんとなく。
(下手すると準備だけで休み時間が終わるので)
クラスの子供に大体説明して、やってみました。

いやぁ、なかなか面白い。
空のペットボトルは力いっぱい投げてもそんなに飛ばない上
思ったように飛んでくれないのです。
運動神経自慢のやんちゃ坊主たちが「なんでーーー!」ってなる中
仕事人みたいな子がサクサクっと点を取っていくとか
意外な子が意外にうまかったりして。
意外なことに「得点係」が人気でした。
結構面倒くさい計算なので、(低学年にしては)
出来ると格好いい的な。
屋内のそれなりの広さ(教室半分くらい)が確保できればOKかな。
外に出ないでそこそこ運動ができるのでなかなか良かったです。


来週からは休み時間が復活予定です。
なんかほかの遊びも考えてあげないとですね。

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