私という実体が無いのになぜ私がいると感じるのか?②
分別の過程が分かれば分別される前のことも解る
生まれたばかりの赤ん坊は、意図的に注意を向けたり、感覚を味わったりしない。
自己認識がなかったはずが、気付いたら「私(自我)」が生じている。
誰しも「私」を認めた瞬間がある。
物心付き始めた頃の、私を認めた過程を振り返ってみることで、自己を観察しやすくなる。
自我を消すのではなく、どの様に生じるのか、仕組みを看破することで、そんなものが存在しないと気付くことが出来る。
世界(環境)からの刺激に繰り返し反応することで、自然