LINE Front-end Framework(LIFF)でアプリケーションを開発したい - 4日目
昨日でNode.jsの学習が終了しました。今日からアプリケーションを開発します。
アプリケーションの要件
「汎用施設予約システム」を作ります。要件は以下。
・施設が一覧表示され、予約可/予約済が分かる
・予約可の施設を予約できる
・予約履歴を参照できる
・当日予約のみ可能で、時刻の指定はできない
・予約の取り消しはできない
とりあえず動くものを作りたいので、時刻指定や日付を跨ぐ予約はできないようにしました。また、取り消しもできません。
アプリケーションの仕様
上記の要件を実現するため、以下のような仕様にします。
システム予約専用のLINE公式アカウント(以降、公式アカウント)が用意されている。
ユーザーが公式アカウントのトーク画面を開くと、「施設一覧」「予約履歴」ボタンが表示される。
ユーザーがトーク画面の「施設一覧」ボタンを押すと、LIFFの「施設一覧」画面が開かれ、予約対象の施設が一覧表示される。
各施設には「予約可」または「予約済」のステータスが表示される。
ユーザーが「施設一覧」画面で「予約可」の施設をタップすると、その施設は「予約済」となる。
日次の夜間処理により、「予約済」の施設は、日付が変わると「予約可」となる。
ユーザーがトーク画面の「予約履歴」ボタンを押すと、LIFFの「予約履歴」画面が開かれ、自身の予約履歴を確認できる。
この仕様に沿って、開発を進めていきます。
LINE公式アカウントを作成する
アカウントの作成方法は以前記事にしていますが、あらためで説明します。
LINE公式アカウントのページで、右上の「アカウントの開設(無料)」をクリック。
次の画面でも同名のボタンをクリック。
次の画面の内容をよく読み、「未認証アカウントを開設する」をクリック。
ログイン画面が表示されたら、適宜ログインしてください。筆者は自身のプライベートLINEアカウントでログインしました。
アカウント名、メールアドレス、業種を入力し、確認ボタンを押してください。
「完了する」ボタンを押せば、公式アカウントの登録は完了です。
完了したら、公式アカウントの管理画面を開いてください。
トーク画面にボタンを追加する
管理画面で「リッチメニュー」のページを開く。
「作成ボタン」を押す。
「表示設定」では「タイトル」「表示期間」を入力する。(他の項目はデフォルト値)
「コンテンツ設定」では、まず「テンプレートを選択」を押し、適切なテンプレートを選択する。
「画像を作成」ボタンを押し、メニューボタンの見た目を作成する。
作成したら「ファイルに保存」を押してから「適用」を押す。
「アクション」のタイプで「リンク」を選択し、URLにLIFFのリンクを入力する。
※LIFFのリンクに入力したURLは、1日目に作成したスターターアプリのもの。
「保存」ボタンを押し、管理画面に戻る。
ステータスが「アクティブ」になっていれば成功。
自身のスマートフォンから公式アカウントのトーク画面を開き、ボタンが表示されることを確認します。
「施設一覧」ボタンを押して、LIFFスターターアプリの画面が表示されることを確認します。
本日はここまで!
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