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日々の運営から事業成長までワンストップで安心安全の医療提供体制を支える

※本記事は CUCグループ サステナビリティレポート2023より抜粋した内容です。

2020年時点で日本における病院経営者の68.5%が60歳以上(※1)であり、後継者不在で事業継続が危ぶまれる医療機関が68.4%(※2)存在しています。また、日本の労働人口減少が進む中で医療従事者確保の難易度も高まっています。

こうした課題に対し、CUCでは、病院、訪問診療クリニック、透析クリニック、眼科クリニック、小児科クリニックなどを運営する医療機関を対象に、
経営支援人材を常駐させることで、医療経営を包括的に支えています。経営戦略の策定支援からはじまり、経営管理、マーケティング、人事・採用、IT・経理・総務に至るまで医療機関経営に不可欠な経営機能を包括的に支援しています。

また、M&A、PMI(Post Merger Integration:事業承継後の統合プロセス)、病床転換、クリニック開設などの売上成長支援もワンストップで提供することで、医療機関の安定的な成長を実現します。医療機関の変革を支えることで「患者視点の医療」をひとりでも多くの方へ届け、医療従事者の働きがいも高めていきます。

※1 厚生労働省「令和2年医師、歯科医師、薬剤師統計の概況(2020年3月17日)」
※2 日本医師会総合政策研究機構「医業承継の現状と課題(2019年1月8日)」

一人ひとりの働きがいを高め
従業員が持続的に成長できる組織へ

CUCの創業から9年間、私たちが支援を行う医療機関数は年々拡大し、2023年3月末時点では102拠点を数えます。
医療機関支援に取り組む社員数が増え、組織の規模が大きくなる中で、今一度私たちの原点に立ち返り、理念を中心とした組織づくりが重要だと感じています。患者様に良い医療を提供するためには、サービス提供者たる医療スタッフやCUCの社員自身が働きがいを持って医療の現場に向かうことが欠かせません。
そのため今注力して取り組むべきは、すべての従業員が理念を体現しながら持続的に成長実感を持って働ける職場環境づくり。これまで以上に理念浸透と人材育成に投資し、若い世代や入社年次の浅い人たちも迅速かつ継続的に力を発揮できるよう内部環境を整備していきます。社員一人ひとりの働きがいを高めることで、患者様と医療従事者への提供価値を高めていきます。

株式会社シーユーシー
執行役員 運営本部 本部長
堀 健一郎

医療機関の組織づくりに取り組む社員

経営と現場の橋渡し役として
円滑な病院運営を支援する

愛知県にある経営支援先の総合病院に対して、病床機能の再編に伴う経営業務のサポートを行っています。サポートの範囲は幅広く、安全で快適な院内環境の整備をはじめ、職員が働きやすい労働環境づくり、地域の医療機関との連携など、患者視点、医療従事者視点、経営視点の全方位から支援します。働く上で大切にしているのは、病院の経営理念と医療現場で働く医療従事者の想いを繋ぐことです。
また、日頃から病院の各部門と密にコミュニケーションを取ることで、現場の懸念や困りごとをタイムリーに把握し、何かあった場合は真っ先に駆け付けて解消に努めます。日々の運営を適切に支援してこそ、院内設備や人材教育への新たな投資が可能になり、幸せに働く人が増え、結果、患者様へのより良い医療が提供できると考えています。

株式会社シーユーシー
運営本部 病院事業部
堀本 浩二

365日稼働する在宅医療だからこそ
人のコンディションに心くばりを

今年1月から富山の経営支援先の訪問診療クリニックを担当しています。地域の方々が開設を心待ちにしていたクリニックでしたので、立ち上げから支援できてやりがいを感じました。元々北陸出身で、都市部と地方間の医療サービスの格差を日頃から感じていたこともあり、地元に貢献できるきっかけができて嬉しかったです。
クリニックを支援する上で大切にしていることは、医療従事者一人ひとりと向き合うことです。訪問診療は、患者様にとっては24時間365日稼働する安心できる存在ですが、働く側からみると労働時間が膨らみやすく、働き方に工夫が必要なサービスだと思います。だからこそ、特定のスタッフに負担が偏っていないか、日々丁寧に会話を重ね、アンテナを張り、医療従事者が働きやすい環境を作ることが大切だと思っています。

株式会社シーユーシー
運営本部 在宅事業部
平田 莉子

より多くの癒す医療を患者様へ。
眼科クリニックの経営基盤を支える

関東地域において白内障などの治療や手術を行う眼科クリニックを中心に経営支援を行っています。在宅医療が患者様に最期まで安心して住み慣れた環境で暮らすための医療を届ける役割だとすると、私が支援を行う外来医療は、患者様の病気や怪我を癒す医療が中心となります。
支援先のクリニックで白内障の手術を受けた患者様が「見える世界が180度変わった」と喜ばれているのを目にすることもあり、患者様にとって目にみえる形での症状改善につながる医療に関われることがやりがいにつながっています。外来事業部はまだ立ち上がって2年弱の新しい組織です。
今後はより患者様の満足度を高めるスムーズな診療フロー、再来院につながる集患施策、働きがいを高める人材育成の仕組みなど、クリニックの基盤をさらに整えることで、より高度な医療提供体制づくりを支えていけたらと思います。

株式会社シーユーシー
運営本部 外来事業部
菅生 卓磨


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