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医療依存度が高い人たちの「希望」を再生する場所へ。 ホスピス事業「ReHOPE」ブランドリニューアル

※本記事は CUCグループ サステナビリティレポート2023より抜粋した内容です。

がん末期や難病患者の方のためのホスピス型住宅および訪問看護・訪問介護事業を運営するCUCホスピスは、2023年6月に事業ブランドを「ReHOPE」にリニューアルしました。

その背景には、私たちのサービスが世の中に必要とされる切実な社会背景があります。多死社会の到来により、多くの人の看取り場所が不足する(※1)中で、特にがん末期や神経難病の人たちは「適切な場所で終末期医療を受けられない可能性がある」と言われています。

国内におけるがん・難病患者数は569万人に達する(※2)にも関わらず、医療依存度の高い人に対応した終末期医療の受け皿は不足しており、早急な整備が求められている状況です。こうした背景から、病と共に生きる方々が「前を向いて」生きられるホスピスを世の中に広めていくという決意を込めてブランド名変更に至りました。私たちは「ReHOPE」を通して、もう一度自分らしい人生に希望を持てるサービスを全国に広めていきます。

※1 下記グラフ 死亡場所別・死亡者数の将来統計より
※2 がん患者数約466万人「令和2年患者調査(確定数)の概況」(厚生労働省)と指定難病患者数103万人「令和2年度衛生行政報告例の概況」(厚生労働省)の合計より
※出典:中央社会保険医療協議会「2011年わが国の医療についての基本資料」 ※2007年までは「人口動態統計」、2008年以降は「将来人口推計」に基づき、推計

「希望を取り戻す場所」としてのホスピスを
日本へ、世界へ広めていくために
本へ、世界へ広めていくために私たちは、重い病気を前に、戸惑い悲しむご本人やご家族を孤独にせず、少しでも前を向けるようお手伝いをしていきたいと考えています。そのために「どんな生きるにも向き合い、希望が生き交う場所を日本に、世界に、広めていく。」というビジョンを掲げ、全国にホスピス事業を展開しています。ReHOPEでは、「好きなものを食べたい」「季節を感じたい」「家族やペットと過ごしたい」といったその人らしい願いを、スタッフが「看護×介護」という高い専門性に基づき、チームで支え実現しています。「希望を取り戻すことができる場所」としてのホスピス型住宅を、この国の当たり前にするために。新しい「看取り」のリーディングカンパニーとして、今後もたゆまぬ挑戦を続けてまいります。

株式会社シーユーシー執行役員
株式会社シーユーシー・ホスピス代表取締役社長
井上正明


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