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【MTG】ラクドスミッドレンジver.OTJ(エクスプローラー)

今月は負けが込んだ週もあって少々手間取りましたが、無事ミシックまではたどり着けましたので、現時点のリストと個人的なこだわりポイントを記録しておきます。


Deck
4 Fatal Push (KLR) 84
4 Thoughtseize (AKR) 127
4 Bloodtithe Harvester (VOW) 232
3 Swamp (MKM) 282
4 Fable of the Mirror-Breaker (NEO) 141
3 Blackcleave Cliffs (ONE) 248
4 Blood Crypt (RNA) 245
4 Sulfurous Springs (DMU) 256
4 Blightstep Pathway (KHM) 252
2 Graveyard Trespasser (MID) 104
2 Bonecrusher Giant (ELD) 115
3 Haunted Ridge (MID) 263
1 Castle Locthwain (ELD) 241
2 Sheoldred, the Apocalypse (DMU) 107
2 Mutavault (M14) 228
2 Inti, Seneschal of the Sun (LCI) 156
3 Duress (M20) 97
2 Sheoldred's Edict (ONE) 108
4 Caustic Bronco (OTJ) 82
1 Bitter Triumph (LCI) 91
2 Smuggler's Copter (KLD) 235

Sideboard
1 Blot Out (MAT) 12
2 Knight of Dusk's Shadow (DMU) 96
2 Weathered Runestone (KHM) 247
2 Torch the Tower (WOE) 153
2 Extinction Event (IKO) 88
1 Liliana of the Veil (DMU) 97
4 Leyline of the Void (M20) 107
1 Path of Peril (VOW) 124

7枚目のハンデス

巷のリストは最大でも強迫2枚に抑えているものが多いですが、私は3枚目を採用しています。毎ターンクロックを刻むという早期ゲームプランを遂行するため、できるだけ初手にハンデスを握る確率を高めたいからです。

また、黒赤というエンチャントを触れないカラーリング、低コストクリーチャー主体で攻めるというスタイルのため、非クリーチャー呪文にも抜きたいものが多い点も、採用を後押ししています。クリーチャーが抜けない点は、除去が豊富なことでカバーできてますし。

終盤に引いたら腐るのは承知の上ですが、そもそも終盤戦をあまり戦いたくないデッキですし、密輸人の回転翼機含めてルーター手段は多いため、通常のラクドスミッドよりも採用枚数を増やす理由はつけやすいです。

2マナクロック12枚

一般的なリストよりも2マナクロックが多い理由は、以前語った通りです。

初見ではイマイチに感じた腐食の荒馬が意外とやり手で、個人的にはサンダージャンクションで一番の収穫になりました。徐々に枚数を増やし、今では4枚フル採用。
殴っている限りはカードアドバンテージを稼いでくれるので、雑に投下して、相打ち覚悟でガンガン殴らせるのがいい感じです。後続のクロックや除去を調達してくれれば、その分だけゲームが終わりに近づいていきます。

また、今さらかもしれませんが、低マナクロックが豊富なデッキで、密輸人の回転翼機が使いやすすぎる。毎ターンクロックを追加したいこのデッキでは、全てのクリーチャーに速攻を与えているようなものです。
ルーター能力で後続を調達したり、インティと並べてさらなるアドバンテージを取る動きも強い。ソーサリー除去を食らわないのも偉くて、全体除去の次ターンにもライフを攻める状況は、プラン遂行を相当楽にしてくれます。

呪文貫きやドビンの拒否権を感じるときでない限り、2マナクロックで最初に出すのは断トツで密輸人の回転翼機です。そのあとは雑に使えて賞味期限が短い腐食の荒馬。インティは回転翼機、税血の収穫者はキキジキの鏡像と並べたいので、その2種類は戦場の状況を見ながら投下します。

変わり谷2枚

1マナだけでパワー2のクロックになれるアンタップ土地は強すぎます。回転翼機に乗り込む、シェオルドレッドの勅令をかわすなど細かい活用法はいくらでも思いつくためできるだけたくさん積みたいのですが、序盤の色事故が怖く、2枚しか採用できていません。

また、一般的なリストよりもバリューランドの枚数は抑えめだと思います。目玉の暴君の住処やバグベアの居住地は、起動コストが重く使う暇がないのと、2土地キープを多用するこのデッキでは、3ターン目タップインに困ることが多いため、避けています。竹沼も重いため不採用、ロークスワイン城だけは、膠着したときのお守り用に1枚持っています。

サイドボードは使うマッチの幅を優先

  • 塔の点火…アマリア、イゼットフェニックス、緑単信心(エルフを絶対殺すため)、赤単

  • 暮影の騎士…アマリア、天使、青白コントロール(ゲーム短期化のため)

  • 風化したルーン石…アマリア、イゼットフェニックス、緑単信心

  • 覆い隠し…吸血鬼、青白コントロール

  • リリアナ…吸血鬼、青白コントロール

  • 危難の道…アマリア、赤単

  • 絶滅の契機…吸血鬼、アマリア、イゼットフェニックス、緑単信心

  • 虚空の力線…イゼットフェニックス

イゼットフェニックスなどのガッツリ墓地利用する相手は、未認可霊柩車や真っ白程度では止められないと思っているため、一般的ではないと思いながらも、虚空の力線を全力で積んでいます。

出回っているパイオニアのリストには、もっと幅広い相手を見られるよう、サイドボードもばらけているものが多いため、ここは紙環境とアリーナの違いが出ているかもしれません。

リリアナは現状採用していますが、何となくポテンシャルを活かしきれていない気がします。覆い隠しを増量したり、追加のフィニッシャーとして、3枚目のシェオルドレッドやクロクサを入れるといった変化を試してみてもいいかなと思っています。

あとこれは全くデッキの強さと関係ないのですが、危難の道に書かれている切除コストのせいで、デッキ編集画面の白マナシンボルにマークがつくのがとんでもなく気持ち悪いです…。WotCさん、下位互換になってもよいので、切除効果がない危難の道をどこかで印刷してくれませんでしょうか。

ブルームバロウの収穫は…?

以上、ラクドスミッドレンジver.OTJでした。ブルームバロウで採用したいカードは今のところ見つかっていないので、私は早くも次のダスクモーンに気持ちが移りかけていますが、先人たちのリストを参考にして、気になるリストがあれば、試してみたいとは思っています。

同志の方は、ご自身のこだわりやアドバイスをコメントにていただけると大変ありがたいです。

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