見出し画像

JustKeepDrawing#008 「絵が上手くなりたい」を絵を描く動機にするのは

上達においては、あまりよくないことなのだろうと思う。
これはいわゆる手段と目的が逆転しているというもので、じゃあ絵が上手くなって何がしたいのかが、ないパターンです。

この状態だと、絵を伸ばす方向が定まらず、いつまでたっても上手くならない人になる可能性が高いと思う。
と偉そうなことを言っておいて、これは私に当てはまることです。

このことについては、今週の絵を描いていて特に感じた。

今週の絵はなかなか描きあげるのに苦労した。
何を描けばいいのだろうかという状態にハマってしまい、最初の描きだしまでやたらと時間がかかってしまった。

描きたいものが特にあるわけでもなく、ただ「上手くなってみたい」を動機としている自分にとって、8週も続けて絵を上げてきたことで、とうとうこういう問題にぶつかってしまったかという感じがする。

描きたいものが特にないなら適当に何でも描けばいいじゃん、誰も気にしないよと、思わなくもない一方でただやってますよ感を出す絵でお茶を濁すのもそれは違うよなと思ったりもする。

人がどう見るかは置いておいて、少なくとも自分なりに納得したものを出したい。
めんどくさい性格だなとも自覚しつつ、何とか振り絞って描き上げたものがこちら。

雨に濡れた傘の表現は色を塗る自分よろしく!ってな感じで後先考えずに丸投げしたが、自分としては意外と上手くいったように思う。
ツールに助けてもらったところが大きいが、ビニ傘のビニール感は出ている気がするし、今の自分の技量から考えると、「良」はつけてもいいぐらい気に入ってはいる。

話は戻って、手段と目的が入れ替わっているという件だが、とりあえず仮でよいので、何かしら目的をもってそれに近づくための練習をするという方向にもっていきたいと思っている。

これは絵の師を見つけるのが先決かな。はたして。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?