ただヤるを繰り返す。そのうち答えを出せるようになる。

何かを新しいことを始めた時。

まずは、ただやってみる。
ヤるを繰り返す。

そして、ひたすら答えを出す。
この作業を繰り返す。

そのうちに出せる答えの精度が上がる。

これは、ダンスでも同じなんじゃないか。
そう感じた。

まずは、ただ踊ってみる。
見よう見まねで、踊るを繰り返す。

この作業を何千万回と繰り返す。
そのうちに理想の動きができるようになる。

オレは、年を重ねるうちに、とりあえずヤるを惜しむようになっていた。
省エネ思考になっていた。

どうやったらできるようになるか。
最短で最大の結果を得るという効率ばかり求めていた。

だから、1がわかれば、10に応用できる。
そういう説明とか理論ばかりを求めるようになっていた。

今まで、そんな説明は見つかったことはない。
それっぽいものはあったとしても、オレが求める形のほんの一部分に過ぎない。

何か新たしいことを始める。
だったら、ガタガタ言わずに、とりあえずヤろう。


この気づきは、この(↓)ホリエモンの話を聞いていて心に浮かんだもの。




ここ数年で、AI の翻訳能力が向上した理由をホリエモンが説明している。

翻訳能力の向上は、

・英語の文章(サンプル)
・日本語訳(答え)

この二つをただひたすらコンピューターに与え続けた結果らしい。

サンプル→答え
サンプル→答え
サンプル→答え

この反復をひたすらヤリ続けているうちに、文法とかは分かっていなくても答えが出せるようになった。

ロジックなし。
ひたすらサンプルと答えだけを与え続けた。
何千、何億回と。

そしたら、なんとなく(翻訳)結果が編み出されるようになった。
囲碁や将棋のコンピューターもそうやって強くなったらしい。

実は、人間も本来はそうやって何かを覚えている。
理論云々の前に、トライ&エラー。

先に説明を求めてしまっていた自分を反省。


そういえば、これと同じようなことをメンタリストのDaiGoが本の中で言っていた。

https://www.amazon.co.jp/dp/443423160X


この本の中では、野球のフライを取るという行動を例にしていた。

フライを取るには、落下地点を予測して、早くその場所にたどり着かないといけない。
このとき、人間は無茶苦茶複雑な数式を頭の中で処理しているらしい。

もちろん、誰もそんな数式解いてない。
では、なぜそれができるか?

→ フライに反応
→ 落下地点に入る

このトライ&エラーを繰り返したから。

サンプル(フライ)→答え(落下地点に入る)

この反復をただひたすらヤったから。

そのうち、最初にボール見ただけで、見なくても落下地点に入れるようになる。
もちろん見ていたら間に合わないからそうするんだけども。

その最たるプレーが、去年の陽岱鋼のスーパーキャッチ2つ。
去年の日ハムのリーグ優勝を決めたビッグプレーだ。
特に、2つ目のプレーはエグい。




昨日の夜は、そんなことを考えながら眠りについた。
すると、意識を失うかどうかのところで、夢みたいなものを見た。

いろいろなダンスや音楽が、自分の中で繋がる瞬間を。
バラバラに孤立しているピースが、自分の中で一つに繋がる瞬間だった。

そのスパークを得た瞬間の自分の体の感覚を感じた。
感じているのは、言葉では全く表現できない感覚。

すごく興奮し過ぎて、一人でただ叫んでいた。

その場所は、アルゼンチンのブエノスアイレス。
木のフローリングの広い部屋。
空が見える窓に視線をやっていて、そこでその感覚が降って来た。

普段は全然、夢なんて見ないのにね。
見たとしても、登場人物の自分を外から見ている感じなんだけど。
今回は、完全にそのシーンを一人称で生きていた。

ただの夢だろうか?
自分の選択次第では、現実になる夢なのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?