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私は技術者

#コーラスライン  を映画で見たのが1985年17歳の時でした。
もう、36年前。
年齢を重ねて過ぎた感はありますが、当時の私とコーラスラインは、今も変わらずつながっています。
もちろん、劇団四季のコーラスラインも大好きです。
30年以上も前の映画ですから、ネタバレのしようもありませんが、私が自分といつも重ねるのは、仕事とは何かと言うことです。
ダンサーが舞台に立って踊りたいと言う思い。
大女優であろうと、端役でも踊りたいと言う思い。

私が技術者として認められているのか分かりません。
それは、私が有資格者であることを、私自身が認めて無いからかも知れません。
なぜ、認めないのか?
理由は分かりません。
仲間は言います。『それ以上、技術を極めて、何のメリットがあるのですか?』と。
仲間が言うメリットとは、技術を極めることがお金につながるのかと言う意味です。
私はある意味において残念な人間なので、自分の技術をお金に変える道を知りません。
その理由がStudio Tripro Sへつながります。
『技術はすべての人を笑顔にする。』
私の技術で、私自身が笑顔になりたいと言う願いみたいなものです。
つまり、私の技術で私自身が笑えたことが無いからです。
自己肯定感が低いと言う方もいますが、私が技術力を出す時は、私は1000%の力を出して、全身全霊をかけ、疲れ切ってしまい、乾いた笑いしか出ません。
技術者を辞めようと思った時期については、このnoteで書きました。
おじさん技術者はいつでも引退可能ですが、おじさん技術者の願いは、いつも子供たちが笑っていられるまちの空間をつくることです。
なので、今、研究をしています。
それは仲間が言うメリット=目に見えるお金ではありません。
なので、残念な私はきっとこれからも技術を極め続けると思います。
それは私は技術者だから、技術の舞台に居たいだけなのかも知れません。
だとすれば、コーラスラインの様に端役で構わないのです。
だからこそ、メリットでは無い気がしますし、私の様な残念な技術者を一人は育てたいと思っています。
では、寝てまた #帝国との戦い に挑みます。


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