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福大ラボ・ストーリー

#卒業・修了式  を終えて、研究室の仲間との最後のミーティングで、一言ずつメッセージを伝えるのが慣例です。
私は涙腺が崩壊するのが分かっていたので、予めパラパラ漫画風にメッセージを書いて読み上げました。
その前に、今日の一日を写真で振り返りつつ、3年間の歩みの余韻に浸りたいと思います。
朝方は雨が降っていました。お風呂に入り、髪のセットなどいろいろしていると唇に違和感が‼
はい、ヘルペス発症です。
大切な日にヘルペス発症なんてと思いつつ、歩いて大学へ向かいました。
成績証明・修了証明書を取ろうと思ったのですが、予約していなかったので、来週以降とこのこと。
お世話になった事務室の方に『おめでとうございます。』と言われ、ほんとに3年間踏ん張ったなぁと感慨深くなりました。
誰もいない研究室に一人入り、定位置の席へ。
そして、ライブ配信で卒業式を見ました。
それがこちら。

終了後、学部の卒業式へ向かいました。
それがこちら。

一人ひとりに学位記が授与されるのを見ながら、人生初の嬉しい卒業式に出席してるのだと感じ、研究室の仲間達を保護者目線で見ていました。
4年生が終わり、私の番になりました。
以下同文ではなく、学位記に記載されていることをすべて読んで頂き、受け取った瞬間、こんなに重い学位記何だと実感しました。
その後、研究室に戻り、先生方が見えるまでの間、仲間達と笑い話ができたのが最高に楽しく、ヘルペスの痛みが吹き飛びました。
そして、最後のミーティング。
先生方の話、一人ひとりの言葉に涙腺がやばくなりました。
そして、私の番。
笑って終わりたかったので、仲間に『東京ラブストーリーを知ってますか?』と訊くと…
平成生まれの仲間達は全員首を横に振りました。
この年齢差を感じながらの3年間も最高でした。
コロナ禍なので、パーティも打ち上げもありませんが、みんなと記念写真を撮りました。
それがこちら。

その後、3年間支えてくれた先生方との写真がこちら。

私の夢の中にまで出てきて指導してくれた吉城先生。最後まで厳しい指導をしていただき、ありがとうございました。

私を大学院へ導いてくださった辰巳先生。先生に4年前にメールしたことを今でも忘れません。
先生からは『今後の論文はビシバシやりますから。』と激励の言葉をいただきました。ありがとうございます。
大学に憧れ、高卒の私が大学院に入ったのは50歳。
我が子より若い仲間達と過ごした3年間は苦しいことが多かったのですが、仲間達が支えてくれたお陰で終えることができました。
53年目にして、卒業からの卒業ができました。
まだ、仕事が山積み状態ですが、高卒博士号を目指して、これからも研究に励みます。
終わりに、ここまで支えてくれたみなさんに感謝申し上げます。
ひとり、アパートで祝杯を挙げましたが、明日にはホームタウンへ戻ります。

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