日曜日、名古屋に相撲列車が来ました。
四年ぶりの相撲列車です。
色気のある瓶つけの香が、湯気のたつような梅雨の名古屋に帰ってきました。
世間様とは異質の世界が角界であり、その象徴が鬢付け油の甘い香。

懐かしくてほろ苦くて、若者であった自分が甦ることのできる甘く色のある匂い。

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