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衰えを認めること


少し早く昼食をとっています。
残りわずかな残暑の日です。
名古屋から三重県の松阪市まで来ておりますが、任せた仕事の不具合の後始末です。
憂鬱な一日になりますが、ランチは一人でゆったりとできる喫茶店を選びました。
談笑しながら食事をするだけの心の余裕がありません。
通り過ぎることはあるのですが、学生時代に三重高校の相撲部と合同合宿がありそれ以来の松坂です。

他人様を想う気持ち、思いやる気持ちや力が驚くほどに衰えている。
体力の衰えとはちがう、胸のなかの諦めや悟りのバロメーターが急上昇している。
自分を成立させるだけで精一杯である。
その残存した力を必死に維持させている。
それで十分だと思う自分と、まだまだという自分がいるけれど、、無理をする気力も無いし、もうその余力も無い。

ただ、この衰えを悟られてはならないという野生の血だけは勢いよく身体中を流れている。




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