前走レース映像からの出走馬評価：桜花賞（2021）

１．ストライプ

前走クロッカスSは立ち回りの上手さで完勝。いかにも1400が合ってそう。
今回阪神の1600に替わるのがどうか？騎手田辺は買い要素だが…。

２．ファインルージュ

前走フェアリーSは流れが嵌った感もあるが完全に突き抜ける圧巻の勝ちっぷり。
福永に替わってどうかだが、まだ底を見せていないのは強み。

４．ソダシ

前走阪神JFは直線を向いての位置取りがそれまでよりも後ろ。しぶとく伸びて追い比べを制したが着差は僅かで、この勝ち方をどう見るか。
同舞台を経験済みでスピードの持続力は特筆すべきだが絶対視はできない。

５．アカイトリノムスメ

前走クイーンCは好位から直線無理なく抜け出しての押し切り勝ち。
悪くはないが、現状で能力が抜けている感じはなく善戦までか。

６．ストゥーティ

前走チューリップ賞はそれまでよりも積極策。最後までしぶとく粘ってはいるがやはり一押しが足りない。ジリ脚。
G1の今回は能力的にやや足りない印象だが岩田に乗り替わるのは面白そう。

７．ククナ

前走クイーンCは中団から直線で勝ったアカイトリノムスメの後ろにつけ伸びてはいるが3着。
ここまでルメールが乗ってこの内容では上がり目に乏しいが藤岡に替わって一発を警戒。

８．メイケイエール

前走チューリップ賞は早め先頭から何とか凌いで押し切る形の1着同着。そこまで評価できる内容ではないか。この馬もジリ脚。
切れ味勝負になると分が悪そうなので立ち回りが鍵。

９．エンスージアズム

前走フラワーCは先に抜け出した勝ち馬に迫るところまでは行けず何とか2着を確保。
前走は勝ち馬が強かったと理解するなら2着のこの馬にも一定の評価は必要になるがレース映像からは特に魅力を感じない。

10．アールドヴィーヴル

前々走デビュー戦が届かないような位置からの差し切りで強い馬の勝ち方。
前走クイーンCは一気に条件が厳しくなる中で勝ち馬にクビ差まで迫る好内容。
キャリア2戦でこの内容は奥を感じさせるし今回デムーロに替わるのも面白い。

11．ジネストラ

前走アネモネSはほぼ勝ちパターンの抜け出しを最後外から差されたが、3着馬は離しており勝った馬が強かった可能性大。
勝ち切れなさが残るが安定した先行力は魅力。

12．ヨカヨカ

前走Fレビューは直線で馬群を抜け出し最後は差されながらも2着を確保。
ベストは1400以下で今回の阪神1600だと条件的に厳しそう。

13．エリザベスタワー

前走チューリップ賞は直線最内からコースの利を生かした伸びで1着同着。
あまり評価できる材料がなく非常に買いづらい位置にいる馬。

14．ミニーアイル

前走Fレビューは直線大外から凄い脚で伸びて来ての3着。
展開に左右されそうなのと距離が延びてどうか。

15．シゲルピンクルビー

前走Fレビューは直線先に抜け出した2着馬をゴール前で捉えて差し切り勝ち。
いかにも1400の差し馬といった趣で今回の舞台ではどうか。

16．ソングライン

前走紅梅Sも前々走未勝利も直線での反応が良く最後は完全に抜け出す見事な勝ちっぷり。
ここまでの相手関係をどう評価するかだが底を見せていないのは不気味。

17．ホウオウイクセル

前走フラワーCはこれまでとは違い早め先頭から押し切る形で後続を完封。3走前の未勝利も強いし前々走2着は相手が悪かっただけか。
これまでの勝ち方や内容はやや地味だが能力的には今回も通用するのでは。

18．サトノレイナス

前走阪神JFは直線馬群の中ちょっと厳しそうな位置取りから最後にグイグイと伸びてハナ差2着。
同舞台の今回も終い伸びて来るのはほぼ確実として、前に居る馬を捉え切れるかどうかが焦点となる。