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スピッツのこと前編

画像は本棚にあるスピッツのアルバムたちですが、順番なにこれ???過去の自分教えて……🎶
「小さな生き物」は大きくて入らないので、別の場所にデカデカと飾ってあります。

さてタイトルどおり、今回はスピッツのことを書きたいと思います。


「美しい鰭」、聴き狂っていますか?
わたしは聴き狂っています🎶 映画の主題歌なだけあって、出先とかで流れてるとニチャリ…としてしまいますね。
カップリングの「祈りはきっと」「アケホノ」もとんでもないので、みなさん聴いてくださいね約束です。

で、スピッツ……………その………ウン…………好きです…………。

シングルまでは持ってないとか、ファンクラブに最近やっと入ったとか、ファン歴長い方からすると一般人と何が違うんやと思われそうな、申し訳ない気持ちはあるんですが、、、
大変めでたく近場でのライブも当たり夏までの生きる理由ができたので、感謝を込めて書きます。

きっかけと当時のこと

スピッツを好きになって11年です。
きっかけは親の車の中で聴いた「夏の魔物」が決定的でした。最初ガーンとなったあのメモリー

当時の音楽への関心といえば周りがEXILEだ嵐だと騒いでるなか、ボカロを隠れてコソコソ聴く…みたいな隠キャムーブをかましていました。
この行為は「みんなと違う俺カッケー」という気持ちでしてた訳じゃなく、なんとなく周りと違う、馴染めない居心地の悪さがず〜〜〜っとありました。
さいきんは懐古厨に拍車がかかっているので、昔ボカロ聴いててよかった〜と思うことがちょいちょいあるので、大事な思い出ですが!

当時なぜ周りの好きな音楽にハマれなかったか考えましたが、
①歌詞が刺さらない
②アーティストの顔が覚えられない
このふたつが決定的な理由だと思います。
歌詞は好き嫌いがあるから仕方ないと思います。
顔が覚えられない件については、万人には当てはまらないかと。…というのもわたしは絶望的に人の顔を覚えられません。
おそらくこれを読んでいるあなたの、きっと想像した以上に…。
なので芸能人の誰がかっこいい〜とかいう話に今も昔もついていけてないです。
今は慣れたし、直らないし、母親も祖母も人の顔を覚えられないみたいなので遺伝ということで己を納得させました。

あとその頃は当時好きだった男の子のお姉ちゃん(バンギャ)の影響でPlasticTreeもけっこう聴いてました。が、それは自分が好き!というよりはその男の子の影響だった気がします。
当時はね。その頃聴いてた曲は今も好きです♡

夏の魔物のこと

話を戻しましょう。
最初ガーンとなった「夏の魔物」ですが、何が良かったか思い出しましたが、
…………
曲名、メロディ、歌詞、
う〜ん全部ですね!!!!!!

嘘みたいに薄い感想で、本当に好きなのかな???と自分でも思いますが、好きなものは好きなんですよね〜〜〜(説得力皆無)

一つ前に春の曲についてのnoteを書いたときから本当に何ひとつ成長してないのがよくわかりますね。

まず曲名「夏の魔物」ですが、かっこいいじゃないですか………。
夏はいいとして、魔物ってつけなくない?異論なくない?2011ってAKB全盛期で、曲名も歌詞も「分かりやすい」曲が多かったという背景は関係がありそうです。

その時点で発売から20年経ってるのにひとつも古臭くないタイトルに衝撃を受けました。エ〜!?


次にメロディですね。
これは先述のプラを聴き込んでたおかげで、純粋にバンドサウンドが好きな耳になっていたのでしょう。いまもジャカジャカドコドコ鳴ってる音楽、だ〜いすき。
色々な記事を読む限りスピッツはめちゃくちゃ演奏が上手いとのことで、圧倒的な安定感といったところでしょうか。
こう書いてるのは、演奏の良し悪しというものが素人耳にはあんまり分からんからです。抜群に上手でかっこいいことだけは分かります。

最後に歌詞ですが、難解、よくわかんない。そこが良かったんだと思います。スピッツも分かりやすい歌詞を書かない(初期は特に)ので、いままで脳死で聴いてた曲に対してはじめて「意味を考える」という向き合い方が生まれたんですね。

他の曲と比較すると夏の魔物の歌詞は分かりやすい方だと思いますが、それでも色々な解釈ができて面白いです。

ちなみに一番好きな箇所は
「魚もいないドブ川超えて」のところの「ドブ川」の吐き捨てるような歌い方です。

あと歌詞の「殺してしまえばいいいとも思ったけれど」の箇所、「殺す」って言葉が出てくる物騒さというか踏み込んだ感じが尖ってて、キラキラしてないのに輝いて見えたというか。刺さりましたね。
理由もないのに輝く、それだけが愛のしるし…????

それからのこと

踏み込んでからは沼ですね。高校時代はTSUTAYAでアルバムを借りて、登下校時にウォークマンで聴いてました。大学生になってからはバイト代でアルバムを買って穴が開くほど延々リピートし、今に至ります。

スピッツ以外に好きになるアーティストや曲はもちろんありますが、最終的にスピッツに戻ってきます。

スピッツは具合悪い時にも聴けるし、嬉しい時も悲しい時もテンション上げたい時も寄り添ってくれて万能です。これが本当に好きになるってことなんだとは思いますが。照
あなたたちに出会えた奇跡がこの胸にあふれてるんよ………


そんな具合で、好きすぎるか故に半端な気持ちでライブ参戦できないと思って二の足を踏んでたらいつの間にか11年経ってたので、実はまだスピッツのみなさんを拝んだことはありません。


いやでもそろそろ、イントロでほとんどわかるし、こんだけ曲聴いてるから、さすがにファンってことでいいスカ!?!?!?って勢いでファンクラブ入ってライブ申し込んだら遂に拝めることが決まりましたが、いまだに現実味がありません。たぶん開始0秒で号泣するんだろうな…………。
超楽しみです。生きる糧となっています。


ここまで「夏の魔物」の話しかできていないので、これ以降はアルバム内の個人的TOP3とか思い出とかについて書きますね。
相変わらず小ネタとかないし、ただただ浅くて語彙力ない自分語り、思い出、感想です。照



名前をつけてやる

まずジャケットが可愛いですね♡ネコチャン♡
名前を「つける」じゃなくて「つけてやる」なのがスピッツらしくてサイコーですね。スピッツらしさってなんなんでしょうね。(哲学?)
普通のアーティストだと「名付け」とかになるんですかね。ならんだろうな。わたし、アルバムタイトルのセンスない人???

5000回言われてることですが初期は遠回しやら直接的やら、すけべな内容が多いですね。
たぶん高校生の頃に聴いても理解できなくて好きにならなかった気がしますが、大人になった今はけっこう好きなアルバムです。
最近の綺麗な感じに比べると泥臭さっていうのかな、荒々しさを感じますね。
失礼な表現だったら良くないですが、スルメ曲が多い印象です。


👑
1 名前をつけてやる
2 プール
3 恋のうた


スピッツ

バンド名と同じアルバムタイトルって…アツいですよね🎶
「名前をつけてやる」に比べて尖ってるというか、陽気?なんか曲調が明るいのかな。ただ、それによって元気づけられるというよりは歌詞見てると、うーん、ちょっと不安な気持ちとか、不安定…な印象を受ける曲が多いです。
収録曲の「死神の岬へ」は名前に死神って入ってるし、「テレビ」とか「五千光年の夢」とかは歌詞の怖い成分が多いです。だれも体験したことのない「死」を曲に落とし込めるの、どういう感性なんだ?好き…

👑
1 トンビ飛べなかった
2 夏の魔物
3 うめぼし


惑星のかけら

いい方向に陽気になった感じがします!
なんかこう…オラついてる(?)歌詞が多いですね。切なさもありますが。
「ハニーハニー」がSUPER HAPPYなのに「アパート」で地の底まで切なくなりますね。たまりませんね。
あとはテンポの問題かな、アルバム全体の緩急が前二つより激しい気がします。
ずっと元気な曲だと疲れちゃうから、構成的にそんなもんかもしれんけど。

「シュラフ」と「ローランダー、空へ」は翌日あんまり覚えてない夢に出てきそうな感じがする、夢遊感というか…それで脳がバグるのかも。例えめっちゃ下手だな🎶
アルバムタイトル通り節々に宇宙を感じますね、リコシェ号とかね。銀河ですね。

👑
1 アパート
2 ハニーハニー
3 惑星のかけら



CRISPY!

惑星のかけらよりももっと陽気になりましたね。アルバムタイトルの「!」と1曲目のクリスピーの印象が強いからかもしれませんが。多摩川はちょっと暗いか。

「夏が終わる」は決まって毎年8月に聴きたくなります。季節が音もたてずに終わるって表現があまりにも綺麗すぎます。
「ドルフィン・ラヴ」は楽しい曲調に対して歌詞が突き抜けて難しいですね🐬イルカの君…?

「スピッツのデザイン」(本)にジャケット写真の加工前のインディアンなマサムネさんが載っており、大変印象的でした。国宝級ですね。顔がいい…。

👑
1 夏が終わる
2 君が思い出になる前に
3 夢じゃない


空の飛び方

聴いてたら飛べそうじゃん、空…。
特に精神が安定しなかった時期に「不死身のビーナス」を聴きまくりアゲていたため、思い出深いアルバムです。
たまたま車で流れたのを聴いた後輩に「あんまりスピッツぽくないですね?」と言われましたが最近のやつと比べたらそうなんですかね!?めちゃくちゃスピッツだと思うんだけど〜〜〜!!!(解釈違い)

曲調がイケイケですよね。楽しそうというか。吹っ切れたというか。そういう時期だったんですかね??
カァ〜〜〜〜TOP3に絞るの難しいです…

👑
1 不死身のビーナス
2 サンシャイン
3 スパイダー


ハチミツ

ハチミツはなぜかスピッツのほうではなく「JUST LIKE HONEY」(カバー)をたくさん聴いてました。なんで???でもそちらも良いので聞いてくださいね。リスペクトと愛を感じます。

角が丸くなった感じがして、可愛い印象のアルバムです。「トンガリ'95」は曲名も歌詞も尖ってるけど。笑
可愛いのはアルバム名とか曲名に引っ張られてるかな、、、とも思いますが。「ルナルナ」「歩き出せ、クローバー」て。可愛いじゃない。。
にしても歌詞の中に出てくる「君」への感情?が丸くなった気がするんですよ…伝わらん…。

【個人的TOP3】
1 愛のことば
2 涙がキラリ⭐︎
3 グラスホッパー


インディゴ地平線

ロックに戻った???いやずっとロックたけど。なんか…ハチミツに比べて気持ちをこじらせてる感じが良いですね。チェリーも最後に入ってるしな。いい意味でこじらせてるな。
対して「ナナへの気持ち」「夕陽が笑う、君も笑う」は真っ直ぐで眩しいです。直視できねー!

ハヤテの「間違ってもいいよ」とか、インディゴ地平線(曲)の「泡にされようとも」とか、許されざるなにかに抗ってる感じ、キュッてなりますね。いろんな気持ちの形がありますね。

👑
1 インディゴ地平線
2 初恋クレイジー
3 バニーガール


フェイクファー

柔らかいのにトゲトゲのアルバムです。スピッツじゃん。スピッツだから当たり前だな。(何?)
「冷たい頬」「ただ春を待つ」「スカーレット」と入っているので冬のイメージが強いです。じ〜っと待ってる感じ。「仲良し」はサンダルって歌詞に出てくるから夏っぽいけど、、「スーパーノヴァ」はバイク乗ってるからじっとしてないけど、、

これまでのアルバムより穏やかになったというか、オラッ聴けえ〜!!!みたいな主役張る?殴ってくる?ような曲はないけど、名曲揃いなんですよね。勧めやすいアルバムかもしれません。
好きな曲が多くて絞りがたい…。

👑
1 フェイクファー
2 仲良し
3 スカーレット


ハヤブサ

フェイクファーでじっとしてたのをぶちまけた感じ。これこれぇ〜〜〜!テンション上げたい時はこのアルバムです。ギター炸裂!
たぶんチェリーとかロビンソンだけ知ってる人がこのアルバム聴いたらびっくりするんでしょうね。フヒ…フヒヒ…

「いろは」の「俺の秘密を知ったからには ただじゃ済まさぬメロメロに」ってその通りで、ただじゃ済みませんでしたね。ヒィ!
「8823」はライブで10回に9回は演奏するらしいから聴きたいなあ…聴けるかなあ…

👑
1 HOLIDAY
2 8823
3 放浪カモメはどこまでも

わかってたけどアルバム、多いな!!!!!!嬉しくてしょうがないわ!!!!!
思ったより長くなってきたので「三日月ロック」以降は次のnoteに書きます🌙

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