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読書メモ 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド

図書館で借りた本。イラストや装丁も好みで読みやすく、エビデンスが明確で安心して読めた。スケジュール表や手順が多めに載っていて、参照したくなったら買うかも。 

■まずはこれだけ 4ステップ

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■早起き大切
・体内時計は24時間より少し長いので、放っておくと自然と遅寝遅起きになる→時刻合わせは日光が強烈。早起きが早寝につながる(耳が痛い)
・ルーティン ①6~7時にカーテンを開ける、物音を出して目が覚めるのをまつ(3か月以降は触って起こす) ②目覚めたらリビングへ 明るく、話し声や家事の音がする場所で過ごす ③お散歩へ
・理想的な睡眠時間(※昼寝を含める 夜の睡眠時間は10時間以上必要)
 0~3か月  14-17H
 4~11か月 12-15H
 1~2歳   11-14H
 3~5歳   10~13H
・睡眠が足りないと将来太りやすい(耳が痛い)
・夜泣き、ぐずりで睡眠不足→睡眠不足が原因で興奮、不機嫌が発生→さらに夜泣き、ぐずり というループもある 睡眠不足なら寝るという訳ではない

■寝かしつけタイミング
・眠たい時にバタバタしたり、ハイテンションになってしまうこともある
・いきなり寝かせるのではなくルーティンを作る(絵本、おもちゃに「おやすみ」と言って回る、子守歌)→寝る気持ちにもっていく
・寝室環境では遮光が最も大切 夜中のお世話のときも薄暗いほうがいい(暖色の間接照明など)。電気機器の運転ランプも注意 ⇒自分も結構神経質なので、わかる!
・夜中に昼間の場所(リビング)へ連れていくのは避ける たとえ目を覚ましても寝室で過ごすのが理想。※無理のない範囲で。
・昼夜の区別がついてくるのは生後3か月くらい。このあたりからお昼寝も暗い寝室にする

■寝る前のルーティンを定める
就寝時間が定まってきた3か月以降~は夜のルーティンを決める
風呂→明り薄く→ミルク→おやすみのあいさつ→子守歌 など(月齢が上がれば歯磨き、絵本、トイレ、一日の振り返りなどを挟む)※前の本でも出てきた「今日はこんなことができたね」という振り返りがこの本でも登場
・ルーティンは開始時間が遅くなってもステップを飛ばさない 時間をかけて行うのが大切(できるのかそんなこと、、、)
・2か月までは、お風呂は夜じゃなくても機嫌がいいときに済ませてよい

■寝ぐずり対策
・寝かしつけが手厚すぎると逆に夜泣きが増える
 ⇒早寝早起き・スケジュールと室内環境の整備・ねんねルーティンの策定 が夜泣き&寝ぐずり対策の基本! それでも寝ぐずりがある場合、寝かしつけの方法を変える必要がある 抱っこ、乳、添い乳などが原因のことあり(背中スイッチの発動)
・夜泣き→勇気を出して様子を見る(辛く心がざわざわするが、深呼吸して待つ) 生後1か月未満なら30秒、それ以降1~2分 ※寝言の可能性もあって、そのときに抱き上げてしまうと起こすことになる
・①様子を見る ②理由をさぐる おむつ?温度?どっか痛い?空腹? ③声かけ、トントン、抱っこ、ゆらゆらの順番で実施(各ステップ数十秒~数分)やむを得ないとき乳登場 
チェック順序>
 ①おむつ→うんちでなければ夜中は替えなくてよし おしっこがおおい場合は夜だけおむつサイズUP
 ②温度→頭や背中に汗をかいていないか、腕や脚が冷たくないか
 ③どっか痛い?→1か月頃まではガスでお腹が張って苦しいことあり(OLみたい…) 円を描くようにお腹をマッサージ。 ほこりや髪の毛が手足の指に巻き付いて痛いこともある。
 ④空腹?→乳首を探すように口を開けて首を動かす、ささやくような柔らかい声を出す、口に触れるものを吸うなどのしぐさ→乳を与える ※よくわからない場合は前の乳からの経過時間で判断(2~3H) ※たまに夜中にあまり目が覚めない赤ちゃんもいるが、生後三週間以降で成長発達に問題がなければ無理に起こして授乳しなくてよい
・原因が取り除けたら声かけ、トントン、抱っこ、ゆらゆらの順に実施 トントンで寝付けるのにステップを飛ばさない ※目を合わせたり、微笑みかけたりはあまりしないこと

■ネントレ心構え Q&Aより
・したりしなかったりするのはNG ※途中で根負けしてしまうのがまじでNG! 頑張って泣かないと来てくれないと学習してしまう→始める前より悪化する可能性
・金曜か連休前に実施(父母、協力者が自由に動ける期間の前)
・ぐっすり眠ることは赤ちゃん自身の望みである よい睡眠を教えてあげる教育
・離乳食を早く始めたほうが寝付きやすい(生後5~6か月から)※これより早く始めるのではなく、これより遅らせない
・寝返り防止クッションは危険
・怖い夢から立ち直れる絵本 「かいじゅうたちのいるところ」「ペネロペ こわいゆめをやっつける」「だれもしらないバクさんのよる」
・筆者の意見…夜泣きや寝ぐずりを解決して親自身の時間をしっかりとることは、育児を楽しみ笑顔で子供に向き合うことに繋がる。睡眠不足でイライラし八つ当たり、喧嘩することもなくなる。夫婦の会話も増え、新しい仕事や新しい趣味にチャレンジできる。そんな家庭で育った子供は自分に自信を持ち、何事にも安心してチャレンジできるようになる 親自身が笑顔でいられることが大切

★感想★
ネントレの本、読めば読むほど「大人向け」の熟睡ハウツーと変わらないなと思う。ぐずらないだけで私が寝付けない・熟睡できない原因とほぼ差異なし。暑い寒い、明るい、うるさい、空腹、昼の過ごし方、スマホの電気とか…
オットはよい睡眠をとるため、着衣や寝室環境(寝具、騒音(私)、気温、スマホ)を整えていたなーと思い出した。全く本の通りで「自立した赤ちゃんなのだ」と思った。寝袋に包まっているところなど、おくるみに包まっているのと大差ないし…
コロンと寝れてスカッと起きれるのに憧れるので、教えてあげられたらいいし何より自分の時間を確保したいので、できる範囲で自分なりに取り入れたい。
とか思ってるけど気負わずにやりたい〜。

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