粉々になった殻の粒子がキラキラのラメラメに腸にまぶされている。象の歩く振動で液体の中を螺旋を描いている。

サバンナの動物たちが産みつけた糞たちはを頭の中で想像する。その像がただいま目の裏にあるとされる神経を砕き、新たな世界の王として君臨している。臣民の知らない間に。それを構成する要素、カタツムリを食べちゃったハエが一本の糸のようになりそれが腹の中に絡まっている。象が見た青空が目を通してそこに合成される。イメージが腸壁に猿人が炭の先端を使って書き込む、ハエの芯を作るカタツムリからも色が溢れ出ているだろう。粉々になった殻の粒子がキラキラのラメラメに腸にまぶされている。象の歩く振動で液体の中を螺旋を描いている。液体に浮かぶ気泡はやがて音に変わりサバンナを振動させる。そして産み出された後、臣民に勅令を発するのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?