『コーアクティブを大学生に届けよう』#6 〜コーアクティブを学んでからの人間関係の変化〜
CTIジャパン、ファカルティの「いろり」こと青木聡美です。
よく「『コーアクティブ(Co-Active)』とは生き方だね」とか、「人生のOS(オペレーションシステム)のバージョンアップだね」などと言われることがあります。
今回はプロジェクトの大学生メンバー「りんちゃん」こと赤塚琳(あかつかりん)さんが彼自身の「コーアクティブ」を学ぶプロセスの中で、経験したことを語ってくれています。
これを読んでくださっているみなさんにも、似たような経験があるかもしれません。お楽しみください。
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こんにちは。大学生インターンとして関わらせてもらっている、りんちゃんこと赤塚琳です。
今回はコーアクティブ・コーチングを学ぶ中で、日常における家族・親戚との関係の質が変わっていった経験について書こうと思います。
「正直に言うとさ、めっちゃ大人になったよなぁ」
この間の年末年始に、2年ぶりに会った親戚のおじさんに言われた言葉でした。
僕自身としては、何かを意識したり、変えようとしたりしていたわけでもないのですが、
そのおじさんから見ると、僕の話し方、聞き方、様子など全体からそう感じたらしくて。
すると母親からも
「よく話してくれるようになった」
といったことを言われて。
「えー、そんなに変わったかなー?だとしたらいろんな人に出会ったおかげだろうなー」
なんてことを言ってその会話は終わったのですが。笑
確かにそう言われて昔の自分を振り返ってみると、家族や親戚に自分から何かを話したり、話を聞きに行ったりするようなことはほとんどなくて、
聞かれたことに対してだけ返す、
そして特に話は広げずにそれで会話を終わらせる、
みたいなことがほとんどだったなと。
でもそうは言っても、
「自分からいろいろ話すようにしよう」
といった意識は今も全く持っていないし、
最近の僕が自分の話を家族の前で積極的にするようになったかと言ったらそんなこともないと思う。
ただ、何が変わったかなーということを考えてみて、一つあるとしたら、
家族に対して「好奇心を持って」聴けるようになったことかなと。
昔は食卓で家族の他の誰かが話をしていても、正直ご飯やテレビに夢中だったし(笑)、
対して反応もせず右から左へ聞き流すことが多かったです。(ごめんなさい笑)
けど最近は、ご飯を食べながらでもちゃんと話を聞いて、反応したり、質問したりすることが自然になっていたなと。
そしてそういった好奇心を持てるようになった自分から自然と出てきたものが、
この間の年末年始に帰省したときにした、両親それぞれとの「サシ飲み」のお誘いだったのかなと。
「父さんと母さんのこれまでの人生を聞かせてよ」
コロナが少し落ち着いていたこともあって、そう言って両親を誘い、それぞれと1対1で飲みに行ってみました。
行ってみた率直な感想としては、
「親のことってこんなにも知らないもんなのか…」
ということでした。
自分が生まれる前から生きているわけだし、家で見せてくれる姿も一面的なのだから、知らないのは当たり前なんですけどね。😅
そんなことに気づき、より一層二人に好奇心が湧いて、第2回のお願いをして第1回サシ飲みは終わりました。
振り返ってみると、コーアクティブ・コーチングを学び、自然と人に好奇心を持って話を聞けるようになっていったおかげで、
人間関係がより楽しく、豊かなものになっていったなと思います!
そんなコーチングの場で使えるだけでなく、自分の日常においてまでも滲み出てきて、人生を豊かにしてくれるコーアクティブだからこそ、学んでいるし、たくさんの人に知って欲しいと思って、活動しているのだなということを再認識したエピソードでした!
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