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地方鉄道会社の挑戦!(長崎新幹線体験記)

長崎新幹線でトンボ帰りの長崎観光:
週アタマに、ツレとツレの両親と一緒に初の長崎新幹線(西九州新幹線)に乗った。
武雄温泉駅から長崎まで乗車時間は約30分。山間を走り抜ける感じで、トンネルも多く、車窓の風景は以前の長崎本線が優れて良いが、車両や座席は快適で気持ち良い。
足が難儀な義父に配慮して、JR九州が開発している駅前のショッピングセンターの中華料理店で長崎ちゃんぽんを食べて、そのまま再び武雄温泉まで帰る、トンボ帰りの旅だったが、一同大満足で、笑顔の1日になった。暖かい陽光の中駅前を歩いたが、駅ビル周辺が建築ラッシュで、秋にはJR九州ホテル系のホテルとしてマリオットも開業するという。人手もたくさん出ていた。
今回の旅では、義父用に武雄温泉駅と長崎駅で一部車椅子を現地で貸し出して利用したが、何よりJR九州の職員の対応が素晴らしく、キビキビとして熱心で、老齢の夫婦連れにとても親切にしていただいた。
最近元JR九州社長の石井幸孝氏の「国鉄―「日本最大の企業」の栄光と崩壊 (中公新書 ) 」を読んだせいもあって、民間企業としての意識が個々の職員に徹底しているようにも感じた。地方の鉄道会社には厳しい時代が続くが、それはJRだけではなく、私鉄もそうだが、地域開発企業として活路を切り拓こうとしている、JR九州の今後は目が離せないと思った。

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