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Moonbeam LevelsーWDPDTW読書会1983 Week 23①

 6月は読書会の視聴ペースが下がってしまいました。Week 23(6/8) はセレブレーションでの発表のためDe Angelaさんおが留守で、ホストはMichael DeanさんとC Lieghさんでした。

 この回は、C Leigh さんによる "Moonbeam Levels" の歌詞分析の解説トークが圧巻でした。C Leigh さんは常連さんで、よくチャットでも発言がありますが、私には情報量が多すぎですし、他の動画で見たときも早口でついていけないのです。この読書会は超上級者Famが集まっているようではあるものの、多少は若い初心者もいるようですし、初心者歓迎ということになってるので、たいていはあまり怖がらずに雰囲気でみています。でも、C Leigh さんのお話は何も聞き取れませんでしたので、スロー再生と字幕で必死に見直しました。(あまりにも力のこもったC Leigh さんの言葉は、自動字幕にはたくさん間違って聞き取られていました。Prince が Chris、Tudahl が two dollar など。)全部は分からなくても、みなさんの反応から察するに素晴らしいトークだったことが伝わりました。チャットのリプレイにも、church、Amem! のような賞賛の書き込みがあって、私も教会のプリーチみたいだと感じられました。映画などでしかみたことがありませんが、あの長い椅子に並んで聞いている感覚です。

 そのお話を再現はできませんが、ディストピアやエスケープのお話があり、ところどころ歌詞の説明をして、Prince はこう考えていたんじゃないか、というようなことが語られました。断片的には「A newborn child」の歌詞は ”Sexuality” にも通じるなどありましたが、そこだけ取り出してもうまく説明できません。そんな中、歌詞の「Maybe he would like a nice condo /  Overlookin' the rings of Saturn」はスティーヴィー・ワンダーの"Saturn"…というよな件が当然のことのようさらっと語られ、とても気になったので後でググりました。

 なんと "Moonbeam Levels" とむちゃくちゃ繋がってるではないですか。歌詞にmoonbeam も出てきますし。これを聴きますと、今までモノクロだった "Moonbeam Levels" がカラフルになる気がします。「虹とムーンビームとオレンジの雪」という歌詞からそう思うのは単純でしょうか。そもそも「all ur moonbeam levels」って何?と思って聴いていましたが、Prince の歌はよく分からないまま聴くというのも常ですし、それはそれで楽しいし、曲調から夜と月の光の2色の世界と思って聴いていました。それが、"Saturn" を聴いたら、新しいイメージが膨らんで、一気にSF(?)寄りの世界になりました。そのイメージが全てだと思って断定はしませんけれど、最初と最後のプシューという効果音はハッチの開閉、サビの声がたくさん重なるところは何かとても眩しい感じがして楽しいです。

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