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#WDPDTW読書会 1983 Week52: 録音ラッシュ、パープル・レインのエキストラだったScott Bogenさん

Tudahlさんの(『PRINCE AND THE PURPLE RAIN ERA STUDIO SESSIONS: 1983 AND 1984』)を1週間分ずつ読む#WDPDTW読書会で聞いたことのメモと感想です。
2023/12/30配信分。読書範囲は、TUESDAY, DECEMBER 27, 1983、WEDNESDAY, DECEMBER 28, 1983、THURSDAY, DECEMBER 29, 1983、FRIDAY, DECEMBER 30, 1983

https://www.youtube.com/live/pT_cjkc5g8E?si=IwaKhQzP74dNy6Ax


Scott Bogenさんのお話

今週は2023年最後の配信でした。カレンダーでは映画の撮影は終わりましたが、今週、De Angela さんのお友達の Scott Bogen さんがゲストでお話をしてくれました。パープル・レインのエキストラだったという Scott さんですが、下のキャプチャの矢印の好位置につけている方です。

お話が始まると、もう、単なるエキストラさんではなく、ずっとファースト・アヴェニューに通いつめて、ブラウン・マークともお友達で、ミネアポリスの音楽シーンとプリンスを間近で見てきた方でした。Scott さんから見た、1999、パープル・レインという大きな境目のでのプリンスの変化、映画撮影の進め方のお話が面白かったです。他にも、すべてのエピソードが聞き逃せない感じで、字幕見ながらがっつり聞きました。ツアーを追いかけている時、夜中にホテルのロビーで見たプリンスのかっこよさなんて、しびれる話でした。Duaneさんの本には、マグノーリが初めてプリンスを見たとき、廊下を歩く姿を見ただけで、ビビッと来た(プリンスの持つ大きな痛みを感じた)というような話がありましたが、この若いプリンスが放っていた演奏以外のときのオーラの証言は、心に残ります。私が肉眼でプリンスを遠目に見たのはライブのときの1回だけですが、そのうち、私も含めて肉眼でプリンスを見た人がみんな地上から消えてしまうので、語り継いでいってほしいものです。

手書きの歌詞

Duane さんの本にも書いてありましたが、Le Parc ホテルの便箋に書かれた手書き歌詞がスライドショーに入っています。

https://docs.google.com/presentation/d/e/2PACX-1vTCxtu1Slci_K8v_-wINjHaN-N1aSjy0uCjSqx7bocXA22zozJNlSxwIaEKPAr_LdHs28nakFgfk7xL/embed?start=true&loop=false&delayms=5000&slide=id.g1ee35588f35_0_232

https://docs.google.com/presentation/d/e/2PACX-1vTCxtu1Slci_K8v_-wINjHaN-N1aSjy0uCjSqx7bocXA22zozJNlSxwIaEKPAr_LdHs28nakFgfk7xL/embed?start=true&loop=false&delayms=5000&slide=id.g1ee35588f35_0_277

じっくり見ている時間がありませんでしたが、スライドのデザインの美しさだけは堪能しました。そのうち必ずや復習します。

録音ラッシュ

1983年年末のプリンスが録音した曲の破壊力はすごいです。読書会のプレイリストを見るだけで分かります。

https://youtube.com/playlist?list=PL6YE_-qkWwSkx3-XUjSs8pwKhMtsES_jU&si=Rcy1N1L9YO67nl0x

C. Liegh さんが We Can F*** / We Can Funk について引用していた nobody  can articulate urgency like Prince という誰かの言葉に、激しく同意します。“プリンスほど切迫感を明瞭に表す人は他にいない”。この曲のデヴィッド・コールマンのフィンガー・シンバルとウードのねっとりとしたリズムに抗うようなプリンスのヴォーカルに、その切迫感をすごく感じます。

私は、プリンスのヴォーカルの鬼気迫る感じは、デヴィッドとのジャムで生まれていると感じるので、その点は、We Can F*** に軍配が上がります。そして、その切迫感を失わずに発展させた We Can Funk の音の豊かさもすごくいいと思いました。

その他メモ

グラマラス・ライフのジャケットについて、Shiela E. in The Glamorous Life と書かれている、その「in」は、映画風の演出だということです。そして、裏にも映画風に、directed by … と書かれている、という豆知識を得ました。ロマンス 1600 も同じです。


読書会の動画(1983 Week)
https://www.youtube.com/live/pT_cjkc5g8E?si=IwaKhQzP74dNy6Ax

読書会プレイリスト(1983 Week)
https://youtube.com/playlist?list=PL6YE_-qkWwSkx3-XUjSs8pwKhMtsES_jU&si=Rcy1N1L9YO67nl0x

読書会のサイト
https://www.polishedsolid.com/what-did-prince-do-this-week/

https://bookclub.polishedsolid.com/

Duane Tudahlさんのサイト
https://www.duanetudahl.com/welcome

https://www.duanetudahl.com/prince-book


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