要注意！安売りが悪いクチコミを招いてしまう

2020年4月27日 10:56

現在自粛、休業＆休館中の事業者さんは多いと思います。再開後は価格設定、どうしますか？きっと消費は冷え込んでいる。特に観光業は厳しい。お財布の紐が固くなるので、安くしないと売れないんじゃないか。

宿の場合、宿泊予約サイトがセールやクーポンの勧誘をしてくる可能性があります。

では、それに乗じて安くで販売するべきでしょうか。

違った見方もあります。皆さん、自粛疲れで旅行やショッピングを楽しみたい。渇望感が出てきているのではないか。

何れにせよ、休業していただけですから、蓄えを消費してしまった、あるいは借入金で繋いだという方も多いと思います。そんな中、利益を削ってしまうような安売りをするのは得策ではありません。

特に気をつけていただきたいのが、極端な値引きです。宿泊業のような接客・サービス業の場合は要注意。

お客様は安くで得した、と思うとは限りません。中には「安くしてある分、手抜きされてるんじゃないか」という疑心暗鬼の方もいらっしゃいます。

何かミスがあれば「自分は安くで止まっている客だから手抜きされたんだ」といった解釈をされる可能性もあります。

そうなると、もてなす側のミスが連鎖したり、お客様側がミスを探し出したりという悪循環に陥るケースがあります。

結果、悪評をクチコミに投稿される、なんてことにもつながります。サービス業は絶対的な数字としての価格ではなく、お客様の期待値に対しての相対的な価格として判断されがちです。損得クーポンで得した、と素直に受け取ってもらえれば良いのですが、トラブルによって悪い解釈をされてしまうこともあります。

安くするということが、結果悪いクチコミを招きやすい。

この悪循環を生まないように注意して下さい。特に自粛再開直後はお気をつけ下さいね。

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