iPadで教材作成−(2)写真や動画を撮影する
iPadを用いた実験説明を始めた理由は、「簡単だから」ただそれだけです。
こんなに簡単で便利なら、もっと早く始めていればよかったと、心底思います。
カメラアプリを用いて、実験で使用する器具や操作を撮影します。
色々な撮影モードがありますが、まず、基本的な操作の、ピント合わせと明るさの調整について確認します。
1.ピントを合わせる
基本的に自動でピントが合うようになっていますが、自分で合わせたいときは、うまく合わない時もあります。
ピントを合わせたい対象を、タップします。
黄色い四角が表示され、ピントが合います。
2.明るさを調節する
特に白い薬品を撮影するときに重宝します。
対象物をタップして、黄色い四角を表示させます。
右横に太陽マークが表示されるので、上下にスライドすると、明るさが変更できます。
動画はこちらから。
3.写真、ビデオ以外の撮影モード
iPadのカメラには写真、ビデオの他にも、タイムラプス、スロー、ポートレート、スクエアモード、パノラマの項目があります。
公式サイト https://support.apple.com/ja-jp/HT207260 によると、
選択された間隔で映像を撮影してタイムラプスビデオを作成し、すばやく簡単に共有できます。タイムラプスモードに切り替えてシャッターボタンを押すと、シャッターボタンをもう一度押すまで、連続的に写真が撮影されていきます。
スローモーションビデオで、大切な瞬間をゆっくりと捉えることができます。ビデオは通常通り撮影されますが、再生すると、スローモーションエフェクトがかかります。ビデオを編集して、スローモーションの動作が始まり、終わるタイミングを自分で決めることもできます。
ポートレートモードでは、被写界深度エフェクトを適用できます。このエフェクトを使えば、背景をぼかし、被写体を際立たせた写真に仕上げることができます。
スクエアモードでは、カメラ画面の枠が正方形に制限されます。これは、多くのソーシャルメディア App に適した写真サイズなので、写真を撮って、そのまますぐにお気に入りのソーシャルプラットフォームに共有できます。
はっと息をのむような景色に出会い、写真に収めたいのにカメラの画面に入りきらない場合は、パノラマモードを使って、きれいな広角写真を撮ることができます。
という説明があります。
教材作成で使用するのは、主に、カメラ、ビデオだと思いますが、長時間の反応をタイムラプスで撮影してもなかなか面白い動画になります。
コマ送りの速度を自分で調整する事はできないので、短縮された動画の時間はまちまちになります。
最大で約30秒程度の動画になるようです。
花の開花や発芽の様子、雲の流れる様子を撮影しても面白いと思います。
長時間の撮影になる場合は、電源を接続したままにした方が良いです。
タイムラプスで撮影した様子はこちら。
4.次回
次回は、撮影した画像や動画を管理する方法についてまとめます。
アルバムの中が混沌としていませんか?
フォルダやアルバムを作成して、わかりやすく管理しましょう。
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