見出し画像

BizOps × Salesforce で何ができるのか??

はじめまして!

株式会社サイバーセキュリティークラウド(以下、CSC)の一人目BizOpsの徳 雅俊です。

今回、初めてnoteを書いています。
自己紹介を兼ねて、私が日々どのようなことをやっているのか、感じているのか、をとても抽象的に書いてみたいと思います。

今後はさらに個別にテーマを決めて深堀っていきたいと思います。


簡単な経歴

千葉県の公立高校を卒業後、前職まで約20年ほど不動産に関連する業界で、営業マンとして働いていました。
現職のCSCはセキュリティーメーカーなので、全然畑違いの業界に転職しました。

前職でSalesforceと出会い、業務改善や標準化などを含めて利活用を推進していた経験を踏まえて、さらにスキルアップやキャリアアップを考えていた中で、CSCでのBizOpsという職種に惹かれて転職を決意しました。

日々の業務

一日のうち、7割の時間はSalesforceを触って、その他の時間は打ち合わせ、書類の作成や企画などを行っています。
目下の大きなテーマとしては、

  1. SalesforceでKPIなどの目標と実績管理仕組みの構築

  2. Salesforceのオブジェクト設計の見直し(特に商談、契約管理周り)

  3. Salesforceで自動帳票作成

  4. 色々なデータベースやシステムの連携を、「人」から「API」への移行

などなどです。

改めて感じること


BizOpsとしては目指すべきは会社全体最適であり、Fit to Standard にシステムを利活用していきたいとは思いつつ、やはり現場ではその逆を求められることが多いと感じます。
このこと自体は仕方がないことで、私自身ももちろん現場のいち営業マンとして働いていたときは、あらゆるシステムが自分の使いやすい状態であれ!と思っていましたし、情シスにもそういう無茶な依頼をしたこともありました。
これは求められているミッション性によって違って当たり前であり、日々の数字に追われていた自分を思えば仕方がないと感じる反面、BizOpsとして経営の下支えをしていきたいと思う今の自分としては全く逆の考えを持つわけですね。

そのような中で、自分がすべきことはどちらにも偏りすぎずにバランスを取り続けながら、経営側と現場側という役割が違う人たちの間に起こり得る理解の溝を埋めていくことだと思っています。

今取り組んでいることのブレイクダウン

SalesforceでKPIなどの目標と実績管理仕組みの構築

これが構築されていないと、定期的にSalesforceから実績をエクスポートして、Excelやスプレッドシートでガッチャンコするという作業が発生します。
よくあるのが、実績はSalesforceのレポートでモニタリングして、目標と比較した進捗をスプレッドシートで確認するというフローです。
問題になるのが、両者の間にタイムラグが発生することによる会話のズレです。手間もかかります。
目標と実績を管理する仕組みは意外と難しく、ある特定の条件に該当している状態 = 実績としてカウントするロジックを、◯月◯日の実績として履歴を残す必要があるというところです。
レポートはその時点における実績であり、3ヶ月前の実績を正確に取得するには事前に実績日などのフラグが必要になります。
これを複数のオブジェクトを関連付けて構築中です。

Salesforceのオブジェクト設計の見直し(特に商談、契約管理周り)

現在のオブジェクト構成が、取引先や商談などの標準オブジェクトは使いつつ、他の標準オブジェクトを使っていないところでやりたいことが出来ない状態であることから、Fit to Standard を目指して標準に戻す設計をしている最中です。
日本企業は業務にシステムを合わせ、欧米企業はシステムに業務を合わせる、とよく聞きますが、SaaSを使ううえでは合理的であると思う後者を目指しています。

Salesforceで自動帳票作成

これはあるあるですが、見積書や申込書をExcelで手作りしていますので、帳票ツールを入れてボタンポチで出せるように計画中です。
SVF Cloud を使う予定です。
以前はOproartsを使っていましたが、SVF Cloud のほうが構築や保守がとても楽だと感じました。
ただ、単純にテンプレートを作って項目をマッピングしてボタンを配置すれば完成!とはいくはずもなく、見積の業務フロー整理が必須であり、ここがシステムを入れれば何でも解決!出来ない難しさであり、力の見せ所だと感じます。

色々なデータベースやシステムの連携を、「人」から「API」への移行

Salesforce、Zendesk、HubSpot、当社のサービスのDBなどなど、それぞれを連携させているのは「人」であるため、APIで連携させて全てがきれいに流れる世界を理想として設計中です。
立ちはだかる課題やハードルは凄まじいボリュームであり超高難易度ですが、これが進んでいくことで解決できることが非常に多いため、諦めずに進めていきます。

このあたりの細かい設計などは後日書いていきますので、ぜひご購読よろしくお願いします!

タイトルの「BizOps × Salesforce で何ができるのか??」ですが、上に書いてある通り、システムを入れただけではビジネス課題を解決させることが難しく、オペレーションの改善や整理がそこには必ず存在することを伝えたいために書いてみました。
オペレーションとシステムの両輪がうまく回ることで、スピード感のあるビジネス展開が可能になってくると思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?