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ハチナイでナーフは不可能である。

そういえば、この問題って2022年の花嫁からあった、と記憶しています。
あの時は嫁URBの全盛期。小鳥遊、東雲の強力なURBによって、「調整ミス」だの、「ナーフ」だの、そういう意見が飛び交ったわけです。

そして2023年。
ムードブレイクの登場により、再びそういう意見が飛び交うようになりました。

嫁URBの時は、「別にビジターでそこまでの影響はないしいいか」と思っていました。
ただムードブレイクは「ビジターにも大きな影響を及ぼす」ものだったため、どうにかして欲しいという意見はわからなくもなかったわけです。

ただ言います。
おそらくナーフは「不可能」です。

実のところ、私がやってるゲームにはナーフ、またそれに近いことをやっているゲームはあります。

例えば「オセロニア」。

このような「スキルバッジ」によってキャラ性能に制限をかけています。
ただ、このバッジは「シーズンマッチ」と呼ばれる、いわばハチナイの「リーグマッチ」のようなもので適応されています。

またこちらの「同キャラデッキ制限」もあります。
特定の組み合わせを禁止するという仕組みです。
こちらも「シーズンマッチ」や各種イベントでの適応になっています。

また、「遊戯王」や「デュエル・マスターズ」といったカードゲームにも、禁止や制限があるのは有名な話です。

じゃあなぜハチナイは不可能なのか。

実装数が少なすぎる。

先程あげた「オセロニア」はキャラが7000種ぐらいあります。
カードゲームはそれ以上あるでしょう。

一方のハチナイ。全UR含めてもざっと100あるかぐらいです。
正式に数えてはいませんが、オセロニアの100分の1ぐらいでしょう。

この状況でナーフをするとどうなるか。
選択肢が無さすぎて個性が全くなくなります。

高坂を禁止、同じMBだから鎌部に制限…とかやっていったら
多分みんな同じキャラしか使わなくなります。

また、先程あげたゲームと違って「キャラゲー」の側面の強いハチナイでは、ナーフした場合の反応が上記に比べて大変になります。

あなたの推しがナーフされた場合を考えてみてください。
絶対怒りが湧きます。

そしてナーフは運営が取れる「最終手段」なのです。
この手段は諸刃の剣です。
ユーザーが運営への信頼を失う瞬間になりかねません。

するとどうなるか。
ユーザー側が課金をしなくなり余計に終了が近づきます。
それぐらいの覚悟が必要なのです。

だって強いキャラ出しても「どうせナーフだな」となるのです。
そんな状態で誰も引きません。

実のところ、ついこの間までの私もナーフできないものかと思っていましたが分析すると無理でした。だってこうなっちゃうから。
どうぞ過去の自分を笑ってやってください。バカです。

と、まあ、ここまで書きましたが、もう一つ大事なことを。
私は上方修正、アッパーには賛成です。

初期UR組に向日葵を追加する、CHの性能を少しだけでも底上げしてあげる、これぐらいやってあげてもいいと思います。

だって、実装の偏りが起きている現状、そうしてやったほうがいい。
すずわかとか、泉田とか、URB貰えず2年経とうっていうキャラがいる。
それでも推しがいる。だからこそ、せめて繋ぎじゃないけど、そういう上方修正はやってあげてもいいんじゃないかな、とは思います。

それができないなら、実装の偏りなんとかしてくれよ、って思う。
今のハチナイの問題は、そこだと思います。

これを年内最後の記事として供養しようと思います。

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