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生まれて最初の記憶

私には、結構小さい頃からの記憶がある。

記憶というのは、後から作り上げることがあるという。もしかしたら私の中にある記憶も、作ったものかもしれないし、夢で見たことを現実と勘違いしているところもあるかもしれない。

その最初の記憶は。

ベビーベッドの中で、天井に吊るされたクルクル回るオルゴールを眺めているというものだ。木(のようなもの)で出来たベッドで、頭のところにソロバンのようなおもちゃがついている。それをカタカタと動かすのが好きだった。もう少し大きくなってからは、ベッドから降りたり登ったり、床に仰向けになって足だけベッドに引っ掛けて遊んでいた。木のフレームのちょっと冷たい感じが足裏に当たるのが面白くて、何度もパタパタと足を動かしていた。

それからもう1つ。ベッドの中で、「目に見えない人」と話していたこと。

その人は、全体に白っぽい服というか髪のおじいさん。今思えば、いわゆる「神様のテンプレート」のような出で立ちである。それから何人か、天上の世界、、、生まれてくる前にいた場所で私の人生を見守っている人たちがいて、今後の人生計画について話し合っているのだ。もちろんこちとら地上にいるので、今でいう、zoomミーティングみたいなものだ。


1993年頃、私はスピリチュアルなワークに好んで参加していた。瞑想をしたり、気功体操やブレスワークなど、当時としてはなかなかに珍しいもので、普段から生きづらさを感じていた私にとっては、心を扱うこれらのワークは非常に魅力的だった。

その中でも「インナーチャイルドワーク」というのが、私の人生を大きく変えた。インナーチャイルドワークとは、簡単に言えば、子供時代の自分をありありと思い起こし、傷ついて泣いているようならば癒し、励まし、ときに子供の頃の純粋な自分からのメッセージをいただく、というもの。これはもう何度も取り組み、いろんな子供時代を癒してきた。その中でたどり着いたのが、ベビーベッドの中の「天界zoomミーティング」の場面である。

この時代において、こんなことをするためにあなたを送り込んだ。
これから出会うのは、この人とこの人とこの人だよ。
激しい時代になる。あなたにも、いろんなことが起こり、乗り越える。
いいか、あなたは勇者だよ。導き手になるんだよ。

とまあ、そんな感じの会話だったように思う。
(先述のように、記憶は創作や願望とごっちゃになることも多々ある。けれどもそれがいずれであっても「自分の中から出てきた」以上は、リアルなこととして受け取って良いと考えている)

その言葉により、以降スピリチュアルなことに携わり続け、今の自分がある。
まさかそれから数年後、プロとして西洋占星術のセッションをやるようになるとは、その時は思いもしなかった。

まだまだ、「導き手」としての役割を充分に果たしているとは思えないが、2021年、世界はいよいよ本格的な波に乗ってきたように思える。これから激しく変化していく中、しっかりと魂の中心と繋がって進んでいきたいものです。

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