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「風は風であり、木は木のようにある」

去年の年始、「今年の初夢はこんな感じなんだよね~」と話してくれたSさん。いつも通りなんともつかみどころがない話に、ふむふむとなるわたし。。。

「風は風であり、木は木のようにある」

わたしは、Sさんから聞いたことばをイメージしようとつとめるが、人とのコミュニケーションで語彙の定義が苦手なわたしは、少々思考がこんがらかるのを感じつつ、私の中で想像をめぐらす。。。

わたしの長年の話し相手Sさんは、いつもどちらかといえばわたしの話を聞いてくれるほうに徹しているけれど、この時珍しくSさん自身の初夢のことを話されたというのも印象に残った。

さて、わたしはその言葉から

風がふきつける木をイメージしてみたり。

風がふいていて、木のはっぱがそよぐところを思い浮かべたり。

夢の話だから結論めいたものは必要ないいけれど、「そうだったのね、ふーーーーん」と受け取り、それでもなお「どういう意味で話してくれたんだろう?」という疑問がのこった。

Sさんとの会話は、いろんなテーマを立場を気にすることなく自由に話せる感じで、他にないふわーっとした時間となる。会話のキャッチボールは、夢想するようなもので、後にのこるエネルギーがものすごい。たくさん充電する感じでもあり、こたえのない楽しい「謎ときクラブ♪」のような感じでもある。

ともかく、わたしは、それはそっと心のどこかに置いておいたようです。

そして、その数日後、わたしは自身の会社の販売会で紹介された石の説明に驚くことになったのです。

わたしの会社は、天然石を扱ったヒーリングを教えたり、石も販売していてオーナーさんたちは、ちょうど海外へ出張買い付けの時期で現地から予約受付する石の紹介メールが連日届いていたのですが、そのひとつにこんな石が紹介されました。 以下引用すると、

「デンドリティック風フローライト(激レア)

水晶の中に含まれて、樹木のような模様に見えるデンドライトという鉱物があります。このフローライトの中には実際はデンドライトは含まれていませんが、まるでデンドライトが入っているかのような美しい樹木模様が見られるめずらしくて貴重なフローライトです。

風にそよぐ木が、フローライトの中に宿っているようです。

このように、植物のような模様が見られる石は、鉱物でありながら植物界のエネルギーも宿しています。それを、本来動物である人間(あなた)が持つことによって、鉱物界・植物界・動物界という3つの世界がつながります。

この3つの世界の存在たちは、誰もがワンネスを生きています。

それに対して人間だけは分離を生きているので、普段はひとりぼっちだと思い込んでいるのですが、デンドリティック風フローライトを通じて3つの世界をつなげることで、自分もまたワンネスの存在であり、地球の大切な一員だということを体が思い出します。

そして、人間でありながら動物的な本能が目覚め、「必要なときに必要な場所にいる」「必要なものは全て地球が与えてくれる」という、野生動物のような信頼が目覚めます。

地球の家族である鉱物界・植物界・動物界の存在たちと仲良く共同創造していきたい方を強力にサポートしてくれる美しい石です。

自然が大好きな方、自然界の存在たちとの共同創造を加速させたい方♪いかがですか?」 

なんと、まさに同じではないか?と、Sさんの夢でつながっていたテーマの石がくる予感! つながっているわくわく感がマックスになった私。

この話を当のSさんにしても、おそらくどうということもないことなのが明白だから、つまりSさんはそういうことには一切興味がない。丸っとしたスムーズな感性の持ち主で、引っかかっていたわたしの小石にでもつっころんだみたいな、そういう瞬間であり、これはうまく説明がつかないけれど。

すぐさま、空想の中に遊んだエネルギーと現実で石と巡り合うという流れの自分への信頼感が高まり、面白い体験だったのです。もっというとすれば、Sさんは自身の夢を語る調子で、もしかしたらわたしに起こる出来事だったり、流れをつかみとったり、受け取ったりするっていうことをサポートするべく語ったのではないか?または意図的ではないにしてもサポートしあっていることが普通になっているので、起きている現実というか・・・

何かわたしの中にはそういう学びが起きてしまったのがその時一番の印象でした。そして、その数か月後は、さらに面白い体験をしたことにつづきます。。。