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写真に命を吹き込む

前回の「写真の楽しむ極意」で書きましたが
最近よく写真プリントをします。

以前は近所のプリントができるところ
何かのついでに寄れるような場所
例えば、スーパーとか電化製品を買いに行くついでとか駅近とか...
でもあることをキッカケに印刷は1カ所に決まりました。
プリントはどこでするかはとっても大切な要素です!


世界はグレーなのか!?

昨年末キャンドルと写真の初個展の開催に向けて、
直前に写真プリントをしました。
直前という時点で時間軸の捉え方が間違えているのでしょうが😅
窮地に立ったことがあります。
(それでも精一杯気を回して早くやった方なんですよね...爆笑)

というのも、
それまで写真プリントに失敗したと思ったことがなかったし
中1日で裏打ちまでされて家に届くことを何度も経験済みだったし
そもそもそのデータをフォトブックに印刷してどんな感じにプリントされるのか既に知っていたから大丈夫だろうと計算していました。

それがその時のプリントだけはそう予定どおりには行かなかったんです...。

世界が汚い💧

暗いわけではない
色味がグレーで画面がざらついて汚かったんです😱


青も赤も緑も黄色も何もかもが霞んでいました。
同じデジタルデータでフォトブック作った時は綺麗だったのに、
なぜにどうしたらこうなるのか???

もう目で見ている世界までグレーな世界になりましたね... ( ̄◇ ̄;)

あーグレーね、18%グレーでしょ。

と思われたかもしれませんが、
プリントでそうなってしまったんですよね。
(あれ、そういうものなんですか???
 良くわかりません🤣)


あまりにもひど過ぎます!
流石の私でもこんな写真は展示できません😭
せっかく引き延ばしたのに😭

なぜ?



原稿のデジタルデータが同じなのに、
 PCでは綺麗に見えているのに
機械によって、アプリによってい色味が異なり
場合によっては自動補正がかかって
(※自動補正って黙って良い感じに直してくれる気の利いた機能かと思ってたのは私の大きな勘違いでした😅でもその時は自動補正かけてなかったはずなんですが...)
想像とは全然かけ離れた色味になるということ!?💦

すくなくともこれだけは肝に命じることになりました。

プリントはどこでも同じではない!!



救世主現る

そんな時友人に相談したら、
プロの写真家さんも信頼を置いている方がいるから相談すると良いよと教えていただいたのがフォトショップHAZUIさんでした。
ご家族で運営されているのですがお姉ちゃんこと三浦美江さんが希望に合わせレタッチをしてくださいます。

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こちらのHAZUIさん、写真プリントの用がなくても人が集まってくる
温かなカフェのような気さくなフォトショップさんです。
いつも人で賑わっている写真屋さんです🌈



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そのお姉ちゃんに個展まであと1週間なんです
これがこうなっちゃったんです!!😰
と縋ったところ、
時間がないから今晩すぐにデータを送っておいで!
と言っていただきその時の危機を脱することになりました。


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写真の意図を汲む

お姉ちゃんは長年レタッチをしていく中で、
その方がどういう意図で写真を撮ったのかどう表現したいと思って撮ったのかそんなことがなぜかわかるようになっていったと話してくれました。

だからレタッチすることで写真が生きるんです!
自分の写真が1段階上がって見えます!

あれ?私写真の腕あがった!?

と勘違いしてしまうほど😅


美しい人はより美しく
そうでない方はそれなりに


というCM昔しありましたよね〜
まさにあれです!
そうでない写真もそれなりに良い感じに仕上げてくれます。

まさにゴッドハンド!

それがプリントです。


大切な写真を託す

先月も、大切な写真を印刷するならとフォトショップHAZUIさんへ行ってきました。

その写真というのは夕方の電球の下で撮った暗い写真でした。
でも窓の外は曇っていたのか真っ白。
被写体はピンボケ💦


かなりそれなりの写真ですが諸事情がありどうしても綺麗にしてほしい🤲

という無茶なお願いをしいつも以上に調整をして頂きました。


心を汲む写真

写真としての美しさや利用用途としての印刷解としての
正解はこうあるべきだろうと決まっていると思います。
HAZUIさんに来られる方全員が
こっちの方が良いと同じプリントを選ぶと思います。


しかし今回は写真としての美しさが解ではありませんでした。


なぜならその場の空間の雰囲気を残したい(暗いまま)
でもできるだけ顔は明るく綺麗に印刷したい(どうやって?)
多少のピンボケは全然気にしないけどなぜそこにいたのかがわかるよう
周辺の雑多な様子も残したい...。(わかりにくいだろう)


矛盾した双方の要求を求めたいものであり、
写真としいての正解とはおそらくかけ離れた要求だったからです。

依頼している私ですら正直解が見えない中、
何度もプリントを繰り返しながら
お姉ちゃんと議論しながら
少しずつ私の中の解を探り出して行きました。

急な以来でしかも無理難題。
そっれを可能性の限り調整しいていくその作業は
そうとう大変だったと思います。
今回ご対応くださったお姉ちゃんこと三浦美江さんは
この難しい要求に対して快く
そして見事に対応してくださいました。

1+1=2  ではなく  1+1=∞


人は写真に思いを込めているものです。
そこからは表現できない音や香りや風や光や空気感と自分自身の思いを重ねています。
写真としてプリントとしての正解ではなく、
それらの思いを大切にしながら
印刷するプロとしてのプライドと技術を掛け合わせ
心を寄せていってくださいました
そして私の中の正解を導き出してくださった。


最後のプリントされた写真を見た時

その写真からは光りの波紋が広がりました。
ニコッと笑ってありがとうと言ったような
これが答えだよと写真が私に語りかけてくれた。

確かに一瞬だけれど
私の見えている世界がキラッと光ったのです。

まさに写真に命が吹き込まれた瞬間でした。
被写体が立体的に息吹を吹き返した瞬間でした。
少なくとも私にはそう見えました。
ものすごいものに立ち会ってしまった!!



写真とは単純な複写ではないんですね。
心を残すメモリアルなんですね。
だから正解はあるようでない。
正解を探すのは自分なんですね。
それを支え教え具現化してくれるのがプリントなんですね。

写真とは、
被写体 撮る人 印刷する人
この3者が作り出すアートなんだと。


ぜひ皆さんもご自身の写真をより豊かに表現してくださる
方を見つけてくださいね。


フォトショップHAZUIさん
https://www.facebook.com/photoshophazui/

プリントをするならこちら!
お近くの方にはオススメします😊💖
片道1時間半かかるけど私はいつもHAZUIさんです。


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ところで写真初心者の私、
プリントが終わって帰りがけ
いつも一言アドバイスが入ります。


今度はスマホで撮る時もピントは合わせてねって

それ、基本やな🤣


身体にどこまでも良いキャンドルを求めて研究しています。 サポート頂けたら嬉しいです😊❤️