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苦手克服のお話

みなさんこんにちは。
日本プロ麻雀協会のすざくです。
今回は私の苦手克服について書きました。


私は人と話すのが苦手です。
いつから苦手かというと生まれた時からです。

親から聞いた話では生まれた時から人と目を合わせず1人で遊ぶことが好きだったそうです。

幼稚園〜小学生の時は目を合わせて話すことは無駄だと思って全部拒否していたちょっと変な子でした。
相手の目を見ると顔がゲシュタルト崩壊して怖くて話の内容が入ってきませんでした。

「目を見なさい!」と怒られても

“耳で聞こえて理解できてるからいいじゃん…”
と思っていました。

大人になるにつれてそれは緩和されていきましたが、今でも人と目を合わせて話すのがちょっぴり苦手です。


麻雀プロになって3ヶ月目くらいに途中で心が折れそうになりました。

いろんなところのゲストに呼んでもらえるのに、私は場を盛り上げることはおろか、お客様と楽しく話すことすら上手くできない。

麻雀をしていれば麻雀の世界に引きずり込まれて話しかけられても上の空になってしまうことが多々ありました。

だから新しいゲスト先に行くたびにお客様やスタッフさんの顔色を伺ってしまいました。

“つまんないやつって思われたらどうしよう”
“また会いたいって思ってもらえるのかな”
“またこのお店にゲスト入りたいけど次も呼んでもらえるかな”

そんなことを考えていたら卓上で笑顔でいられなくなりました。
笑顔でいようと思うと余計顔が引き攣って笑顔が出なくなりました。

お客様にもスタッフさんにも
「話すのが苦手ですみません」
といつも伝えていました。

でもこれ「は??」って感じじゃないですか?

話すのが苦手でって人に誰が会いに来てどんなお店がゲストに呼びたいと思うんだよって。

そう思いはしたんですが、人はそう簡単に変われないので急によく喋る明るいキャラにはなれませんでした。
私の理想は同期の『逢坂なつみ』さんであんな風に明るい接客ができたらいいのになあ…って思っています。

ぼんやりそんなことを考えて特に自分では何も努力してなかったのですが、最近ほんのすこーしずつ話すの苦手が緩和されつつあります。

いろんなゲスト先に入らせてもらったことと、同期や先輩女流プロのみなさんにたくさんのアドバイスをいただいたことが励みになりました。
自分の周りにいる人たちが優しくてよかったと思います。
そしてほぼ無名である私を受け入れてくれるゲスト先の方にも感謝しかありません。

ちょっとずつ自分のペースで苦手が克服できてるなと思っています。

ここからが本題。

ゲスト先で初めて私に会った時にこの人素っ気ないな、つまらないなって思った方、たくさんいると思います。
初対面でたくさん話すことが難しくても、2回、3回と会っていくうちに心を開いてよく喋るようになります(今仲良くしてる方も最初は全然喋れませんでした笑)

だから2度目はないかなって思った人へまた会いに来てほしいな…って気持ちがあります。

まだ会ったことないけどいずれゲスト先に来てみたいという方はXのいいねやリプで絡んでくれると嬉しいです。
よくいいねをくれる人やリプをくれる人はどんな人か会う前にリサーチができるので当日お会いできるのが楽しみです。


余談ですが、私は仲良くしてる人たちに
「人間なんて大っ嫌い」
とよく話します。

初めからそう言ってしまえばうまく話せない自分に言い訳することができるからです。
自分を好きになってくれない人や自分を攻撃してる人から自分を守りたいからだと思います。
でもたぶん、心の奥底では人間が好きなんだと思います。

もっと初対面の人と仲良くしたい話したい、でもできないっていうもどかしさが常にあります。


このままプロ活動を続けていつか

“話すのが苦手”
ではなく
“話すのが楽しい”

と心から思える日が来るといいなと思っています。


いつもゲスト先に来てくれて一緒に麻雀を打ってくれるみなさん、お話をしてくれるみなさん、いつも本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。


※写真は初雀荘ゲスト『麻雀遊図』にて



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