カフェイン

ウケるーということがあったので書いてみる。

夕方帰宅してから、頭の中が嵐のようだった。自己分析、それも否定ベクトルの考え方が止まらなかった。何度か疲れて寝落ちしかけたけれど、しばらくするとまた涙が耳に流れてきて不快だった。持続は約2.5時間。しかし急に立ち直った。身体が自然に動いて、シャワーも浴びた(えらすぎる)。台風一過で拍子抜け。そして、お風呂場で原因を分析していたら、あまりにくだらなかった。今日はそれを挙げるだけの文章。

まずそもそも、今日は午後から頭がうるさい日だった。五感で得た情報やそこから連想したこと、深掘りした思考が言語としてバーッと流れ加速していく日が、常にではないが稀にある。どういう時にこれが訪れるかは未解明だが。普段が頭が良くなった気がして少し嬉しくもあるのだけど、今日は思考が自分に向いてしまい、ネガティブな内省が始まって困った。
また、自分の月末あるある、その月を振り返りが始まってしまった。困るのは成長を評価したくなってしまう点だ。後でメタ的に考えると別に成長していないことはないしそもそも明らかな成長を自分で意識している必要もない、と冷静になる癖に、滑り出しはいつも、今月はあまり進捗が感じられなかったなー、と悲しく始まっていくので、辞めようと努めてはいるのだけど。勝手に滑り出してしまった。
そして一番の原因は、夕方に参加した被験者バイトだと思う。身体感覚は言葉で媒介されうるか、というような研究内容だったらしく、私の役割は「表現者」。様々な種類のコーヒーを順に口に含み、その感想を書いて提出するのがタスクだった。(ブラックを22種類は結構多かった(笑)長かったけど一回ならまぁ楽しい経験だった。ちなみに趣旨説明は実験後に受けたのでご安心を。)感想というのは、香りや味を、フルセンテンスでなく単語でいいので3〜5個くらい書き出して表現したり、規定の評価項目について定量的に相対評価したりだった。そのおかげで何が起きたかというと、①カフェインの作用で交感神経優位になった、そして②ふと思いついたことを言語化する回路がセンシティブになってしまった。コーヒーは口に含んだら流しに出してよく飲む必要はなかったんだけどね。おっこれは美味しいぞと思ったのは飲んだから、まぁカフェイン摂取量はそれなりだったかも。

内省が発動したきっかけは、本当にくだらなかった。帰路の電車内で、友人とのLINEが続いていた。おいしいごはんの話題になったので、つい先日、共通の友人と食べてきておいしかったものの写真を送った。結構立体的で写真映えする一品。そうしたら、テーブルの向こうにいた子がLINEの向こうにいる子に報告写真を送っていたらしく、自分にそれが送られてきた。その話きいた〜的に。
よろこばしからずや、嬉しいことじゃないか。私との食事の思い出を他の人達が
共有してくれているだなんて。しかも楽しかったと言ってくれてたと聞いて本当に嬉しい。それに私が別の立場なら、送られた写真の別アングル版を自慢げに送り返すのは間違いないし、実際同じ人にやったことあるの思い出したし!

しかしながら!前述の諸要因が揃った状況下の私は、なんと!不快感というか苛立ちを感じてしまった。その直感を分析していくと、以下の3要素で表現できた。①自分の視点と別の視点を提示されたことで、己の自己中心的な浅はかさを痛感、反省した。②自分が客観視されていたことにプライドが傷ついた、自分のプライドの高さに改めてドン引き、反省した。③自分より他2人がコミュニケーションを取っていたことに対し、自分の人間関係構築の欠点を再認識したと同時に、ちょっと嫉妬した、この感情が嫉妬だと気づいて猛省した。

(前の段落、書くのにやたら時間がかかった。各句読点でツッコミが止まらなかった。なんだそれ、いや本当に意味がわからない、小学生かよ、小学生に謝れ。あと恥ずかしさで頭を抱えずにいられなかった。…深呼吸…ようやく自律神経が就寝に相応しくなってきた。まとめにかかります。)

結局反省会では、自分はプライドが高く、それ故自己開示が苦手、という結論に至ったのでした。

(すごい!私虎になる素質あるかな!Googleに「臆病な」って入れると一番の予測が「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」なのもなんだかすごい!(この感想もきしょい!厨二病みたいだ(中学生に謝れ。違いますすごいのは文学です、通時共時あまねく共感を得る文豪です)))

そういうわけで今回は、浅はかな自己開示を試みた。普段は文章を数日練りWordで推敲してからnoteにコピペ、さらに一晩寝かせたりもするのだけど、初めていきなりnoteに書き込んでいる一発書き。あー恥ずかしい。自分の荒削りの文章は色々好きじゃないんだ。知人に、この文章を指してこれはあなたでしょう、と言われたら発狂では済まない。しかし、恥ずかしさや未熟さを開示しないと自分は欠点は治らないのでは、誰か(注)に聞いてもらうのに付き合わせるよりマシなのでは、と思いました。勢いで潔く投稿します、はい。

(注)ちなみに。話を聞いてくれるとしたら登場した2人が超有力候補、他にはあんまりいない、少なくともまだ。仮に話聞いてくれーと頼んでいたとしたら、2人とも優しいから聞いてくれるのは確実なんだな。1人は多分耳を傾け丁寧な言葉をかけてくれる、もう1人はしょうもな、って笑い飛ばしてくれると思う。どっちでも嬉しい。彼らのキラキラした目が好き。そんな、自分のくだらない話も綺麗な目を向け聞いてくれる人がいるありがたさを最近実感している。しあわせー。
これらの話はまた長くなるし勢いで書くわけ行かないから、今日はこれでおしまい。ぶどうのかき氷はやはり美味しかったなーと思い出していたら眠れそうです。おやすみなさい。ここまで読んでくれていたら、どうもありがとう。

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