書き始めると止まらなくなるやつ
はい。このタイトル、わたしです。
出すまでがかなりの難産なのに
一回産むとポンポン出てくる。
かなりのムラがあるんですよね。
今回は、合気道の稽古についての
アウトプットをしてみたいと思います。
そうなんです。
パートナーの影響で、こんなわたしでも
合気道の稽古へ参加させていただく
機会に恵まれて。
こんなわたし、というのは
相当な運動に対するコンプレックスがある
こんなわたし、なんです。
そんな自分が合気道?!って
かなりのおこがましさがありましたが
主宰の先生の器の寛容さで
有難く受け入れていただいています。
わたしは、まぁとにかく運動が嫌いだった。
身体を動かすのが嫌いで。
まず、体育の授業。
なぜ、あんな辱めを受けるコスチュームで
人目に触れねばならぬのか!!!
もう、思い起こせば幼稚園の年長の頃には
デb、もとい、
カーブラインの豊かな体型にお成りな
わたくしありましたので
まず、体型を顕にする
服装にはかなりの抵抗があったのです。
目に見えない矢印や剣山の先端が
自分に常に向いているような感覚。
そこに加えて、更に、身体を動かすこと。
いいいいや、できるか!!!んなもん!!!!
ちゃぶ台がえし!!!!
そして、決して無邪気ゆえだなんて
看過できない
小学生男子の飛ばす、ブタ、デブ
という叱咤激励、己を鼓舞してくださる
熱いお言葉の数々
(いや、そんな意味深いものではない決して)
それらを「やーめーてーよー男子ぃー!」
とプンスカできるようなポテンシャルは
持ち合わせていなかったので
ただひたすら「わたしは貝になりたい…」
的な心境で、体育の授業という
名前の付いたデスゲーム、
苦行難行を乗り越えたのであります。
いや、あんた、本当よく頑張ったよ!
昭和の悪しき文化の中を!!!
と、過去の自分とハイタッチです。
いや、実際そんな綺麗なもんじゃなかったな。
罵りたもう彼奴らに対しての
「葬ってやろうかこのアホどもめ」と
燃えたぎるような怒りや悔し涙を抑えて
んぬぬぬぬぬぬぬ、と
気を溜めていた日もあったし
それも潰えて無気力になるほかなかったり。
まぁ、そんなもんで
あの運動音痴な芸人さんとか
本当他人事とは思えないんですよね。
なんで、そうなる?!
みたいな動きしちゃうやつ。
そんな自分でしたが、パートナーが
合気道を習い始めた数年前。
技を受ける練習に付き合っていたなかで
次第に技を教えてくれるようになり…
そこから、身体を動かすということに
面白さを感じました。
彼が教え上手という側面も大いにありますが
身体能力によって身体を動かすもの
とは異なった、エネルギーを動かす感覚に
魅力を感じるようになっていきました。
ロシアの武術、システマの稽古へ
参加させていただいたこともありました。
システマといえばこの方!という
先生の稽古でしたので
熱心な体育会系の香りプンプンな空間に
明らかに異質なヘッポコが紛れ込み…
緊張しかしていなかったのですが
そこで教わった技のかけ方で
なんだ?!これは!!という
体験をさせていただいたのです。
相手の肩にポンと手を置いただけて、
しゃがませてしまうという技。
はにゃ?
どゆこと?
ハテナしかない顔面でいたときに
ペアになったのが何故か大柄な男性で。
何度か言われた通りやったけどできないし
できる気が全くしないし考え込んじゃって。
その時、この男性がこんなアドバイスをくれて。
「長年の親友と再開したときに、
よっ!!ひっさしぶ、り!!!」と
この「り」の瞬間に肩に手を置いて
相手を地面に落とす感じ。」
「ひっさしぶ、り!」ってやってみて。
と、アドバイスしてくれて…
あぁー…思い返すとこの方めっちや良い人だったなぁー……。
私は貝になりたい状態に再び陥り
運動音痴、コンプレックス抱えて
硬直しきっている女が
紛れ込んでいたところに
こんなに優しくアドバイスしてくれて。
(なぜそんな状態でシステマの稽古に
参加することになったのかは、また追々。)
で、
単純なわたしは、本当にやったんです。
大好きな親友に再会できた
嬉しさそのものになりきって。
「ひっさしぶ、り!!!!」
「うわああああああああ!!!!!!!」
およそ180cmはあろう男性が膝から
叫びながらガクーーっとなだれ込んでいったのです!!!
ええええええええええ!!!!!!!!
なにこれ!!!!
その男性からもお褒めの言葉をいただいて
有り難いけど意味が分からなくて。
お前を落としてやる!とか
倒してやんぞオラとか全く思ってない。
無邪気に気持ちを相手に
そのまんま伝えた、それだけ。
こんな世界があるんだぁ、と思いました。
そもそも、パートナーとは
そんなような技をやり合うことは
あったけれど…
なんせ全く同じ身長なのに
体重がかなり、あれで。
わたしのほうが、あれなので。
パートナーの体型的に、わたしの力量でも
倒せそうな気はしちゃってたんです。
でも大柄な男性にもこんな風に
技をかけることができるのだということに
ものすごい神秘や不思議、魅力を感じたのでした。
そんなわけで、去年2022年から
参加させていただいている合気道の
稽古での感じたことや学び、
雑感などもnoteにてアウトプットしていきたいと思います。
という言葉を残して
更新が2年後とかになりがちな我であります。
わはは。(おい!)