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「マイニング」とは?

こんにちは!わたりです!

よく耳にするけどよく分からない言葉。
「マイニング」
今回は、その意味と内容について解説していきます。

マイニングとは?

言葉の意味

日本語では「採掘」と訳される言葉で、一般的には金や石油などを掘り出すための行為を指します。

ビットコインにおけるマイニングとは

代表的な暗号通貨であるビットコインを例に解説します。

ビットコインのマイニングとは、「取引データを承認する作業」を指します。
その作業に対する報酬としてビットコインが支払われます。

大量の石の中から、わずかな鉱石を採掘することに似ていることから「マイニング」と呼ばれるようになりました。

「取引データを承認する作業」とは

ビットコインは、ブロックチェーンの技術により管理されています。
ブロックチェーン上での個々の取引のことを「トランザクション」と呼びます。

そのトランザクションには、いつ、誰と誰が、どのくらいの量を取引したのかといった重要な情報をブロックに書き込まれていき、その取引情報を第三者がチェックして承認します。
この承認作業のことを「マイニング」と呼びます。

誰がマイニングをしているのか

マイニングをしている人は「マイナー(Minor)」と呼ばれており、世界中にたくさんの人がいます。

マイニングでは送金取引を承認したマイナーに報酬としてビットコインが支払われます。その報酬金額は時期により決まっており、以下の表のようになっています。

ビットコインができてから、4年に1回のタイミングで報酬金額が半分になっています(半減期)。この仕組みはビットコインができた時からすでにプログラムされており、途中で変更できないようになっています。

ビットコインの場合、約10分の間に取引されたトランザクションをまとめて承認しているため、2022年現在、1BTC=200万円の場合、10分間で1,350万円もの報酬を受け取れるため、世界中のマイナーが競うようにマイニングに参加しています。

マイニングするためには、大量の計算をする必要があり、世界中で1番最初にマイニングを完了した人だけが報酬を得ることができるため、高性能のパソコンや専用のハードウェアを準備している企業もあり、それらを稼働するだけの膨大な電力を消費することになります。

以前は個人が所有しているパソコンやスマホでも、ビットコインのマイニングをすることができましたが、価格の高騰や企業の参加により、個人で参加しても競争に勝てなくなりました。

しかし、このマイニングはビットコイン以外の暗号通貨でも採用しているものもあるため、報酬を受け取るチャンスは十分にあります。

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