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3つの分散型プラットフォームがトークンを統合、AIアライアンスを結成へ

  • 3つのプラットフォームが、ビッグテックに支配された既存のプロジェクトに代わる分散型AI集団を作ろうとしている。

  • AIに特化したWeb3プラットフォームFetch.aiのネイティブトークンであるFETはASIとなり、総供給量は約26億3000万トークン、当初価格は2.82ドルとなる。

  • SingularityNETとOcean ProtocolのネイティブトークンがASIに統合される。

Fetch.ai、SingularityNET、Ocean Protocolの3者は、トークンを統合し、分散型人工知能(AI)のためのアライアンスを設立することで合意した。

3月27日の電子メールでの発表によると、3者はAI集団を創設し、大手テクノロジー企業によってコントロールされている既存のプロジェクトに代わる分散型による選択肢を提供しようとしている。

AIに特化したWeb3プラットフォームFetch.aiのネイティブトークンであるFETは、総供給量約26億3000万トークン、開始価格2.82ドルのASI(artificial superintelligence)となる。分散型AIネットワークSingularityNETのAGIXとデータプラットフォームOcean ProtocolのOCEANがASIに統合される。ASIの完全希薄化後の時価総額は約75億ドル(約1兆1250億円、1ドル=150円換算)となる。

彼らは、内部構造が一般に公開されていない既存のシステムと比較して、この統合案はオープンな分散型AIインフラを大規模に構築するものだと述べている。

AIは、ChatGPTのようなツールのおかげで、2023年に入ってからメインストリームからの関心が急上昇している。しかし、マイクロソフト(Microsoft)、アルファベット(Alphabet)、アマゾン(Amazon)、アップル(Apple)、メタ(Meta)といった大企業がこの分野で寡占状態を築くのではないかという懸念がある。そのため、ブロックチェーンとWeb3企業は、データの透明性を高め、貢献者の間で共有される代替手段を提示するために全力を尽くしている。

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