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英スタンダードチャータードとSBI、暗号資産スタートアップを対象とした1億ドル規模の投資会社を設立
スタンダードチャータード(Standard Chartered)のベンチャー部門は、日本のSBIホールディングスと提携し、暗号資産(仮想通貨)スタートアップを対象とした1億ドル(約150億円、1ドル=150円換算)規模の投資会社を設立する。
11月9日の電子メールによると、SCベンチャーズとSBIホールディングスのジョイントベンチャー投資会社はアラブ首長国連邦(UAE)に設立され、市場インフラ、リスクとコンプライアンス、分散型金融(DeFi)、トークン化の分野の企業に焦点を当てるという。
スタンダードチャータードはここ数カ月、暗号資産活動をUAEに軸足を移し、2024年第1四半期に機関投資家向け暗号資産の保護を開始する地域としてドバイを選んだ。同社によると、ドバイの規制構造が他の地域に比べて成熟していることが、暗号資産事業を展開する企業を引き付ける大きな要因の1つだという。
スタンダードチャータードが過半数を所有し、SBIホールディングスも支援する暗号資産マーケットプレイスであるゾディア・マーケッツ(Zodia Markets)は、9月にアブダビで暗号資産ブローカー/ディーラーとして活動するための原則的な承認を受けた。
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