ハンドベル

彼女はハンドベルを鳴らす
とても楽しそうな表情で
僕の事も自分の名前も忘れ
何時も見えない何かを眺めてる
それは僕には延々と続く
生まれ落ちた罪の様で
時に彼女から目を伏せる
余りにも辛くて仕方ないから
彼女はハンドベルを鳴らす
月で遊ぶ兎に届くその日まで

読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします