ラストダイブ

錆びて朽ち果てた鉄を
彼は延々と打ち直す
鉄がどれだけ貴重か等
使う側には如何でも良い
幾らでも買えるのだから
切れ端を歯牙には掛けない
最下層の中で焼け爛れた
鉄を淡々と打ち延ばす
それは生きる辛さの様に
纏わり付いて離れない
平等な死が隣に訪れるまで

読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします