自信になった『戦士の食卓』
日本プロ野球、いや日本スポーツ界最大級の誤算は落合博満氏を変わり者のように扱う風潮だと私は考えている。
その落合氏の新著『戦士の食卓』(岩波書店)を読んで、”俺が行き着いた結論は間違ってなかった”と自信になった。
何が間違っていなかったのか、それは食生活。
プロボクサーの端くれ、オッサンの私がたどり着いたのが鍋料理。私の基本的な食生活は鍋料理、自炊の一人鍋である。
何と落合夫妻がたどり着いたのも鍋料理というのだから嬉しい驚きである。そして、落合氏の築かれた軌跡。信子夫人の存在なしに三冠王3度は絶対に達成されなかった。
そして、最終章で落合氏が”引っかかる”と指摘したこと。私も同じことで引っかかり、何で違和感を抱く人間がいないのか常々疑問に思っていたこと。落合氏が私と同じ考えだと知り、プロスポーツ選手として取り組む想いは間違っていなかったなと確信した。
『戦士の食卓』落合夫妻は偉大であると気づかされる内容。
前回の映画ブルーに引き続き超絶お薦めの作品です!
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