公営競技は社会科の勉強に (東日本編)

競馬に限らず公営競技のレース名は社会科の勉強になると自負している。
私は自他共に認める"とても出来の悪い"生徒でしたが、社会科だけはいつも5だった。

北から順に、函館競輪の開設記念競輪は「五稜郭杯争奪戦」と納得の名称。

盛岡競馬の重賞は盛岡を前面に出していて、牡馬3冠レースの1つ不来方賞で「不来方」が盛岡市を示す言葉と知り、芝の重賞せきれい賞で「せきれい」が盛岡市の鳥と知る訳だ。

群馬県にある公営競技場、桐生競艇の記念競走は赤城雷神杯で、前橋競輪は三山王冠争奪戦「疾風雷神賞」であり、群馬県が雷銀座であることをうかがわせる。

その地の有力武将も重賞名で使われ、今は無き足利競馬場は尊氏賞でその歴史に幕を閉じ、小田原競輪の記念は北条早雲杯だ。

残念ながら南関東競馬には地元色の高い名称の重賞が少なく、東京都の最高峰である雲取山が由来の雲取賞くらいかと。

かつて大井競馬場にワード賞というアラブの重賞が存在したが、そのワードが(Ward)行政上の"区"を意味することを知り勉強になったことを昨日のように覚えている。

西日本編に続く…

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