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松坂大輔投手の最終登板後に期待したこと

私事で恐縮ですが、昨日10月19日に松坂大輔投手の最終登板を現地で観戦する機会に恵まれた。
チケットを購入したときは「この日が2021年プロ野球のラスト観戦だろうな…」くらいしか思っていなかったが、まさかこんな展開になるとはびっくりであり、一生の運を使ってしまったような一抹の不安を感じながらメットライフドームに向かった。
(しかし、10月19日のNPBはドラマが起きるなと。)

物事にタラレバはいけないのだが、アマノジャクの私は松坂大輔投手が投球を終えベンチに引き上げた瞬間に不覚にも「高校野球での酷使がなかったら違った形の最終登板だったのでは?」と思ってしまった。

昨日の引退会見で「家族と過ごす時間を増やしながら、違ったところで。野球界、スポーツ界に恩返しできる形をつくっていけたらいいなと思う」と語っている。

ならば全くもって個人的な願望だが、近い将来”高野連の会長”への就任を切望する。
投球過多、過密日程、NPBやMLBといったプロとの関係etc. 高校野球が抱える問題を自らが培った経験と自身がお持ちの見識を基に、良い方向へ持っていける最大級の適任者ではないかと私は考える。
そして語弊はあるだろうが、背広着たジジイより松坂大輔さんが音頭を取った方が言うことを聞く人間が何十倍にも増えて、高校野球が良い方向に向かうと思うのだが。

日本社会の構造ではとんでもなく難しい夢物語だろうが、私は『日本高等学校野球連盟 松坂大輔会長』の誕生を頭の片隅で期待することにします。

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