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2022年 エリザベス女王杯の簡単な血統分析

おはようございます。
今日は今週行われるG1レース

エリザベス女王杯

の簡単な血統分析をしていきたいと思います。

昨日は福島競馬場で行われる重賞レース

福島記念

の簡単な血統分析も公開中です。



エリザベス女王杯の簡単な血統分析


エリザベス女王杯は阪神競馬場の芝2200m内回りで行われるレース。
外回りコースの4コーナーから直線に入った辺りからのスタートでそこから1週するレイアウトになっています。
阪神2200mは宝塚記念と同じコースで行われる事からも非根幹距離での適性が求められるコースのなっています。

阪神競馬場で行われたエリザベス女王杯近2年1着〜3着の父、母父の系統

2021年
1着キズナ(サンデー)×ロベルト
2着キズナ(サンデー)×欧州ノーザンダンサー
3着エピファネイア(ロベルト)×欧州ミスプロ

2020年
1着オルフェーブル(サンデー)×米国ミスプロ
2着ディープ(サンデー)×欧州ノーザンダンサー
3着ディープ(サンデー)×米国ノーザンダンサー  

6頭
サンデー系5(父5)
ノーザンダンサー系3(欧州2米国1)
ミスプロ系2(欧州1米国1)
ロベルト系2

父サンデー系の好走が5頭と多く好走しています。
父サンデー系5頭の内訳はディープインパクト産駒2頭、キズナ産駒2頭、オルフェーブル産駒1頭となっており、父サンデー系以外の好走馬はエピファネイア産駒でした。

昨年1着馬のアカイイトは父ディープ系のキズナ、母父は欧州血統のシンボリクリスエス
2着のステラリアは父ディープ系のキズナ、母父はサドラーズウェルズ系のモチヴェイター
3着クラヴェルは父、母父共に欧州血統

一昨年1着ラッキーライラック、母父はフォーティナイナー系だが、母系にサドラーズウェルズの血をもっていました。
2着サラキアは父ディープインパクトで母系がドイツ牝系と欧州色が強い配合をしていた。
3着ラヴズオンリーユーは父ディープインパクト、母父ストームキャットの配合だが、牝系かキングマンボと同じミエスクで欧州色が強く出ていた馬でした。

このように父サンデー系で母系は欧州血統か欧州色が強い配合をしている馬が多く好走して、また、父、母父共に欧州血統は昨年クラヴェルが9番人気3着と好走しており注目です。
後はサドラーズウェルズの血を持つ馬の好走も多くこちらにも注目したいと思います。



これらを踏まえ今回注目したい

注目ポイント

父サンデー系で母父欧州血統or欧州色が強い出ている馬
父、母父どちらも欧州血統
サドラーズウェルズの血

です。

注目馬

デアリングタクト
父は欧州血統でロベルト系のデアリングタクト、母父ら欧州ミスプロ系のキングカメハメハ
父、母父共に欧州血統でエピファネイア×キングカメハメハは昨年3着のクラヴェルと同じ配合をしています。
父エピファネイアは欧州血統でサドラーズウェルズの血を持つが、主流寄りの種牡馬です。
同じコースの宝塚記念では3着と好走しておりコースの適性は高く牝馬3冠を達成した時よりもズブくなった印象で今は内回りの方が走りやすい印象を受けます。
前走は内枠、前目の決着となっており展開、枠共に恵まれなかった印象。今回は巻き返しに期待したいと思います。


その他気になる馬

イズジョーノキセキ
デアリングタクト同様にエピファネイア×キングカメハメハの配合
前走馬場や騎手が上手く乗りソダシを差し切って恵まれた印象が強いが昨年5着
血統的にも良いと思っているので去年以上の成績を出す可能性はありそう。
ただ、内回りより外回りの方が良く好走している点は気になるが相手には入れておきたいと思います。


マジカルラグーン
父は欧州ノーザンダンサー系のガリレオ、母父も欧州ノーザンダンサー系のラグナス
上記2頭馬よりも欧州志向が強く、阪神2200mはJRAのコースでも1番合いそう。
父ガリレオはサドラーズウェルズ系で欧州のチャンピオン血統でこの舞台なら上位進出の可能性はあり、楽しみです。

後は前日、当日の馬場や傾向を見て最終決定していきたいと思います。

最終予想

◎デアリングタクト
○マジカルラグーン
ヒモ
3.8.14.15.16.17

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