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枯れていく心に

メルスト展行きたいなぁと思い始めたので、資金計算をして、不可能ではないなと結果は出ました。
節約をしている……違うな貯金をしている賜物ですが、思った以上に増えてない??
なんかアチラサマに好かれてからというもの、金入りが極端に変わったような……。

まあそれはさておき
同伴者か、現地集合で会える人がいるかなと思いました。身体障害者なもんで、大学時代ほどホイホイ行ける状態じゃないんだな。
ただ、ここで邪魔をしてくるのが精神障害でもあって。

Twitter嫌いなんですけど(またフォロワー減ってたし。友達する気がないなら最初から居ないで欲しい)、TLには大勢、現地に居そうな人は居ました。
声をかければ一緒に行くなんて造作もないでしょう。
大阪暮らしが長過ぎたので、東京も10回以上は行ってるし、困らないと思うし。

でも、恐怖心が前に出てくる。
私が「一緒に行こう」と言えたのは2人だけだし。
じゃあそれ以外の人をと思っても、心が拒むのです。信頼を裏切られた数が多過ぎた。無関係な友人にすら、「いつかは」と恐るほど。

なんて滑稽な話。


努力も、配慮も、我慢も、妥協も、労いも、思い遣りも、私のすることは全てが無意味だった。
馬鹿みたいに。無駄だった。
どれだけ優しくあろうとしても、悪く思わないでいようとしても、人間は裏切る。
疲れた。
疲れたんだよ……。


悪虂を見ながら、自室で呆然としている。
彼は鬼。
人から鬼へ転じてしまった、元人間。
優しいからこそ心がズタズタになって堕ちた人。

あんなに優しいのに、「どうしても恨みを忘れる事が出来ない」と、人を遠ざける。傷付けないように。
恨みになった絶望の深さほど、人の醜さを目の当たりにして、嘆き苦しんできたはずの鬼。

人間に失望する。
でも人間を愛していたからこそ絶望する。
そんな鬼を、愛しいと思う。
内面以外も好きだけどね

鬼への転化は本当につらいです。
筆舌に尽くし難いではない、該当する言葉が無い。

私はアチラサマに三回は焼かれたので生きてますが、生きた人間を火葬炉に放り込むような感じなんですよね。それくらいしないと本当に鬼になるから。
私は特に『お前が反転すると、とんでもないことが起きる』と言われているので、鬼化を全力で防ごうとされます。超痛い。

でも、悪虂はもっともっと痛かっただろう。
もっともっと苦しかっただろう。
もっともっと辛かっただろう。
もっともっと
悲しみが強くて、恨みが消せなくて、苦しかっただろう。


反転がダメなら、もう霊力を使い切ってしまおうかと思ったりしました。
私が知る範囲でも、まだ空に還れていない魂は20人は居るそうで、さすがに20人分もの鎮魂をすれば私もただでは済ままい。
猫1匹で1週間寝込むのですよ。人間20人相手、途中で力尽きるかもしれないなぁ。

どうせ私はもう転生はしないそうなので、寿命を全うしようが、事故死しようが、突然死しようが、自殺しようが、来世はありません。
今世が最後の修練。一足飛びに充分な量を成し遂げたそうなので。

もう
終わればいいのにと。

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