帰省して疲れました。

2年かけて貯めてきて
それでも家から出るのが嫌で
家に帰ってからも話し合うのが嫌で
踏み出すこともままならず
帰宅してからはこんな感情のまま。

昨日まで瓦解した心を立て直そうとして
出来ないまま心療内科へ行き
精神状態の報告をする

いつもへらへらしてる医師ですが
笑ってはいけないことだと思ったのか、眉間に皺が寄っていました。
まあ私は一生分泣いたのだからね

小さい頃に兄が家から居なくなりました。
完全記憶体質なので色々覚えてはいますが
「兄が負っていた部分」を私が負担することになるのくらいは分かりました。
次男は受け持たないの分かってたから。

見出しのクララベルが声を荒らげるように
いつも「仕方がないから」「そういうものだから」と、色んなことを我慢してきました。
医師とも話しましたが
私は「いじめを受ける学校」より「家」の方が居たくなかった。

普通の家庭ならあるものが無かった。
障害なんだから仕方ないでしょと言われればそれまで。
寂しさも悲しさも全部「仕方ない」で
「おさがりで充分でしょ」が充分でなくても(※欠品、使うものの変遷)、努力と実力で教師を納得させてきただけで、足りないものは足りない。

100点のテストを「へぇ。」で片付けられる寂しさも、嬉しかったことを報告してもよそ見をして視線が私に向かないのも、喜んでくれるはずと買ってきたものを「冷めてるからいらない」と言われるのも、

「あんたは本当に使えない子だ」

そう言われるつらさも
飲み込んで
それでも相手を愛して
愛しているからこそ悪し様に言われるのが苦しくて

でも悪し様に言われるようなことを
本当にしているのは
分かってはいたのかもしれない

家に帰って話している時の父は
「泣いてる父さん見たことない」なんてものではなくて
「(お前に送る金が削減出来れば)楽になる」

まだそこから動かないのか。
教科書代もケチりたいんだもんな。
みんなは義務だからナースシューズ履いてましたが、私はお金が足りなかったから履いてなかったし。
文化祭に来て欲しいとか
卒業式くらい来て欲しいとか
私から我儘を言わないと欠席する気しかない

分家の人が「本家だからってまだ威張ってるのよ」と陰口をたたくのを
「お姉さんとこの野菜だったんですね！美味しいから好きなんですよ！」と私への印象を良くすることで意見を変えさせたり

「障害だからって義務を放棄していいと思っているのよ」という言葉を
「代わりに手伝いに来ました！何かやることがあったらやらせてください！」と言えばあちらは私への評価で不満が上書きされる

母が未練に思うものを、さりげなく説き伏せて手を伸ばす機会にしたり
父が弱音を吐かないから言わせたり

そんなことをしていたら次男まで家から逃げて
全ての負担が私にかかる

定年退職した父から生き甲斐を奪うとポックリいきそうだなとか、次男との繋がりが完全に切れたらアウトだなとか、色々手を尽くしましたが
それでも価値観も考え方も合わない夫婦、母は大泣き父は大激怒、窘めるのも骨が折れる

そんな中で従姉が意味のわからないことをしたので、父に相談したら「そんなことで一々」。

従姉とは、従姉母の実家に泊まらせてもらってるほど仲があります。祖父の葬式に義祖母さん来てて、大変だったねと言ってました。
ええ大変ですよ父がね。不眠不休で弱音も吐かないんだもの。そのくせ察してちゃんはするんです。言葉にしろよ面倒くさい人だな。

義祖母に名前と顔まで覚えられるような、繋がりの従姉です。そんなことなのかこれ。
長いこと交友してきた親戚との相談はそんなにくだらないか。

悲しかったので、慰めてくれれば程度で母に言いに行けば、「父さんそういう人なんだからアンタが我慢しなさい」

わたしは

いつまで

がまんしないといけないのだろうか。

兄が帰ってくるまで。
兄が交代してくれるまで。
34年捧げてきた我慢と忍耐で障害者になっても、結局はよそ見してた頃と変わらず、障害に見向きもしない。

わたしの作品に一番多いワードは
『自分はここにはいない』

幽霊みたいな道具。
愛があっても愛を認識できない出来損ない。
兄は代わってなんてくれない。
なのに両親とも私に依存だけして何も返さない。
愛玩動物と大差ない。

ゆっくりやっていこう？

ゆっくりっていつまで？

わたしのこころがこわれるまで？

もう「壊れてる」って言われてるのに？

なにをがんばるの？

まだがんばるの？

わたしをきちんと愛する方法すら分からない人を相手に？

やっと帰ってきた娘に向かって「証券会社行かないといけないかな(父の性格的にこれはお前に金を使いたくないという圧)」

やっと踏み出した1歩を無駄にする
そんな経験を積んだだけ
苦しさが増しただけ

それでもやるの？

もう
勝手にやっててくれない？

人生の3分の1働いたじゃない

これ以上

失望したくない

失望したら死にたくなる

無理して生きてるだけでも惨めなのに

呼吸が上手くできない人と

なにを

どう

やっていくの

もう無理だ嫌だよ勝手にやってよ

いつもいつも
『わたしが』頑張るのが前提

全部整うまで勝手にして

愛情を裏切られ続けて我慢して膨れ上がった失望感を

理解して