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メルスト読んだ

真っ先に口につくのは『ニヴィポアは一月かな?』でした。
昨日消した日記を網羅する勢いで毒を吐くね。
さすが私(一月)に似ているだけある。

さて

呪術師ー!!!
めっちゃ一月やん。(呪術系陰陽師の武家)

一枚目は昔の自分が見たらどうだったろうなと思いました。
確かに両親家族を悪くは言われましたし、腹は立ったし、だから嫌だと撥ねつけましたが、そこに私への思いやりがなかったわけではなかったはず。
まあもう確認できませんがね。私ニヴィポアみたいな人間だったから。

一枚目から三枚目は、当時の私および一月はこういう意志の元生きてるのは間違いないんだよなと。
誰かに指図される、誰かに決めつけられる、誰かに操られる。そんな運命を、一月は拒む。

だから、千秋に「家から逃げましょう、兄さん」と言われても、出て行かなかった。
それは確かに自分を楽にする道に繋がっているのだろう。
けども、自分の大事なものを縛る、くそったれみたいな運命は残ったままだ。
一月が千秋の手を取らず、微笑んでみせたのは、「クソ親父を置いて行かない」という笑顔だった。
そして、千秋はそれに気付いたから引き下がった。

神代2nd④

一月には守りたいものがある。
それがいくら馬鹿で愚鈍であっても、不器用で才に恵まれなかった父がなぜ『総本家当主』などに座しているか知っている。


寵愛の祝福(審神者の能力)を受ける弟を毛嫌いするように毒を吐き。

呪いの祝福(一月の審神者の能力)を嫌がり。


何の能力もなく、何の取り柄もなく、ただ家を乗っ取られない為だけに当主に座す愚鈍な父を悪様に言われようと、自分も穢らわしいと謗られようとも。


無理を続けながらも、毒を吐きながらも、誰かを守る情念を捨てきれない。


神代2nd⑤

一月は時間遡行軍側の審神者。
寵愛ではなく懲罰を受ける呪われた神使。
その能力を誰よりも嫌いだと思っている。


ラストピリオド_デミウルゴス

それでも、守ると決めている。
光掲げる血塗れの天使のように。
自分の不幸や運命を、誰かに押し付けられたくない。
自分で歩いていきたい。
自分が選んでいきたい。


捨てられない望みのためにもがきながら、周りからは疎まれるだけの悪者。
私が、一月が、行き着くところはどこなんだろうね。




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