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自分のこと5 24歳~4社渡り

これの続き

ぶっちゃけ仕事に関しては様子見の部分が多かったので、ザラーっと書いていくしかない。
最後までダメージ受けない子だった()

えーと次は3社目か。
次はまあザックリ言うと書店です。
面接の段階で「こういう仕事は無理です」と言ったのを忘れてるアホ店長でしたが。だからバイトから嫌われるのでは?

早番や中番や遅番が割と固定されてるところだったので、同時期くらいに友人から「聞いて~~~!!!」と物理的に揺さぶられた、時間帯バラバラシフトよりはまぁマシかな感でした。
福祉は相手が人間である以上、365日24時間だから、人数によりますがそうなるよね。つらそうだ。

さて早番です。
仕事を教えて貰って、メモして、最初は覚えることが多いなぁまぁ当たり前ですね。
そっちはそんなに時間かけないでと言われたところはスルッとやって、スルッとやりつつお客さんが崩壊させてる陳列棚を整頓しては先輩バイトさんに「なにやってんの?」って言われました。
商品の山が雪崩てました~って言ったらバイトさん(1名を除く)には通じるのですが、バイト1名と店長には通じないんだよなぁ。
なんだ地面に雪崩た商品買いたいかお前ら。

早番だったのでレジを期待されていたようですが、残念なことにレジ初挑戦クソ不慣れです。
なんやかんやイチャモンつけられましたが、いやそもそも他店と比べても私の速度は遅くないです。客をさばけてるかと言われるとノーですが。
要はレジが単純に足りてないんですよね。
トイレがアホみたいに広いんですけど、改築したらレジ1台くらい余裕で入るけど。
そもそも、客を待たせないのは店としては当たり前ですが、客だってレジでバタバタしてる店員さん見ながら「早くしろ!」とか言わないよ。どんなクズだよ。

一通りの業務を教えてもらいましたが、まあ量が量なのですぐにメモ開けないし、覚え切るには無理がある。例え郵便局で200口ある区分棚の全てを暗記していた私でもです。
早すぎると評判になっていましたが、そりゃまあ町名覚えてしまったりとか、企業の位置を把握していればそうなります。似たような名前が3つあっても。

で、1ヶ月経ったくらいに店長から質疑応答を要求されました。1ヶ月でそこまで踏み込める化け物いる??質問してる店長が根性論過ぎて馬鹿らしいんですが。
まあ結果的には答えられなかったので教育係が「自分は教えましたよ」と言う。うん、1回は聞いたよ?お前じゃない方の教育係からな?
じゃあお前「きりん」って漢字で書いてみ???ビールでよく見るから書けるよな1回で覚えるんだよな???

私は書けますが、基本、家族以外の人は「麒麟」「蜘蛛」「葡萄」のどれかは書けませんね。
きりんがいちばん優しいんだぞ???

根性論言う脳筋はどこにでもいるのだなー。と思いつつ、バックヤードに回されました。
レジもですが、単純に雑務が死ぬほどあるのです。
やれやれ雑務こそきちんとやらねばならないことを…と取り掛かります。
しかしまあ杜撰すぎて物も言えない。

早番がレジクソ忙しいのは分かります。私が戦力に期待されたのもそのせいでしょう。
ただ
レジはクソ忙しいのです(2回目)。
ショッパーの補充すら、お客様をお待たせする時間なわけです。
開店前に1分~長ければ5分時間が空くので、ショッパーの確認してたら、先輩バイト
「無くなってからでいいじゃん」

……。耳が遠くなったかな??
私に「レジは早くさばけ」と言うくせ、ショッパーの補充には時間をかけていいらしい。
先に用意しておけばそんな杞憂はいらないのに。アホなんかな。

ショッパー等のレジ周り備品を整頓して、次は商品梱包です。繁忙期のため、足の踏み場がありません。いや本当にトイレ解体しろよ踏めないよ。浮けとでも言うのか?
先輩バイトは愚痴を言いながらマイペースにやっていましたが(まあそれはどうでもいい)、前職が速さ勝負の業務だったのもあり、ポイポイ片付けていく私。早ければ早いほどいい(丁寧に)。

先輩「すげー。はえー。なんで??」
私「前職で一日に3万件とかザラでしたから~」
先輩「3万件???さばけなくね??」
私「さばくのが仕事ですから~」
店長「新入り~。今どこまで終わった?今日中に30日までのを梱包できる?」
私「もう少しで2日のが終わります~」
店長「???29日とかじゃなく??」
私「来月の2日です~。今日使い切っていいなら全部終わります」
先輩「ワァ。見通しがつくの?」
私「見通しつけるのも前職の仕事なんですよ」
先輩「どんな過酷な職場なのよ…」
私「上司が後輩に、定時上がりの時に『定時までに終わる?』って絶対に聞いて圧をかけるので(定時に終わらないなら自分が残業する)、答えられる後輩は居なかったので、私に身に着きました~」
先輩「ヒェ」
店長「踏み場ができるのは有難いからやってほしい」
私「了解です~」

先輩が1箱済ませてる間に4箱くらい片付けてちょっと暇になりました。次の仕事くれ。
しかし特には無いそうで、「じゃあバックヤードの棚を整頓して」。…仕事無い時の言い訳感がすげえ~。はいはいどれどれ。…ワァ~バラバラ~。

ラノベ(小)、ラノベ(大)、漫画は出版社別、混入すべきではない特装版は別にしてまずは分けるしかない。
書店は返本作業に期日があるので、期日が古いものから返せるようにラベリングする。
この作業で既に面接時の「血圧が上下するような作業は出来ません」を無視している店長。
いや前からか(当月返本の抜き出しも血圧が上下する仕事)

よし綺麗になったぞ。ラベリングも完璧だ。
今月返本できる上限箱数もいった。
やることがねえ。
ちょうど鬼滅が流行ってた時期だったので、2箇所に置き場がバラけてるんですが、そこかな。
特典展開もしてたし(特典展開の方法も私の案で通ったんだよなぁ…)

見に行きます。はい何巻がない何巻がない。
ストッカーから出します。
はい何巻が少ない何巻がない。

私「先輩~。鬼滅の何巻がありません」
先輩「えマジで。気付かなかった。発注するわ」
私「お願いします~」
先輩「そこだけ?1巻とかは?」
私「1巻は余り返ってましたよ。在庫無い巻に見せ場があるんじゃないですか読んでないけど」
先輩「見せ場あるわ。というか読んでないの?」
私「名前がクソ長いうえ似通ってて覚えられない、なろう小説を先に漁って覚えてます~」
先輩「辞めるんじゃなかったっけ?」
私「辞めるのが書店員マナー向上しない理由になります?というか店長に追い出されるの間違いですね~」
先輩A「準新刊の位置が違うの気付いてくれるのに?」
先輩B「大型グッズの梱包も早くて綺麗に仕上げるのに!?」
先輩C「繁忙期のバックヤード即戦力なのに~」
先輩D「ショッパー切れなくなったりチェックミスが減ったのに(苦笑)」
私「まあ全部雑務ですからね。他人でも出来ると思ったんでしょう」
先輩C「いやいや。ちょっとこれを見たまえよ」
私「なんでしょうか。…私が雇用される前の申し送りですね」
先輩A「そういや面接に来た人にやけに拘ってたよね。全員落とすんだと思ってた」
先輩B「私も意見聞かれた」
先輩C「自分も聞かれたさぁ。で、お眼鏡にかなったのが新入りちゃんなわけだよ。あっさり解雇って馬鹿なんじゃね?」
先輩D「店長が馬鹿なの今更じゃね?」
私「はあ。」
先輩B「感慨がない!!」
私「障害者差別する人は、障害者雇用に切り替えるうまみを知らないんですよ」
先輩B「そいえば新入りちゃん福祉大出なんだっけ?何かあるの?」
私「ありますよ。店長知らないんでしょ」
先輩「「「店長馬鹿なんじゃね???」」」
私「ノータッチで。じゃあ備品を見て回るので~」
先輩「今度は何をしてくれるの?」
私「掃除。」
先輩「そのこころは?」
私「使えない備品使ってたら盗難に気付かない、数が合わない商品が出たら謝るのは書店、しかし私が入って2ヶ月でレジ横の雪崩は計5回。」
先輩「すみません。いやこれどうしようね…」
私「どうするか提案するための掃除です。あ、これ防犯ブザー壊れてますよ」
先輩「もう見付かってるし()」
私「一番くじの中身が棚の奥に…」
先輩「やべー取ろう取ろう。え?なんで気付いたの?」
私「前職で物は間に挟まると」
先輩「どうなってんだw いやでもラストワン出ないまま下げるとか変なことになる前でよかった」
店長「新入り~。…なんだお前ら。散れ仕事しろ」
先輩「しゃーっす(解散)」
私「なんでしょうか」
店長「お前ラノベ読む?」
先輩(新入りちゃんの案を採用するくせに解雇にはするんだ…)
私「読みますが」
店長「どうやったら売れ行きが伸びると思う?」
私「私ならこうします」
店長「よしやってみよう」
先輩「私らの案は全没なのに、意見出せる新入りちゃんは要らないのか…矛盾がすごい…」
私「鬼滅展開以外なんかやりましたっけ?」
先輩「本人は手柄だと思っていない。」

前職で無茶振りは大体慣れてしまったので…??
まあ障害者差別は結局起こるので、私がいくら使える人間であっても『障害者』である以上は蹴られる。

まあここも何かしらで衰退するんだろう。
皆さんにさよならして退職して、間もなくコロナが流行り始める。経営悪化とは聞いた。
私が居たら右肩上がりの大盛況、私が抜けると大暴落。2社目と同じか。
どうでもよかったので放っておいた。

さあ4社目です。
既にこの時に慢性疲労症候群が発覚していたので、(コロナはまだ流行ってなかったですが)リモートワークを探しました。
ギリギリまで寝て体調を体勢持ち直すのと、悪くても「無理」でなければ寝床からやれるからです。

特に何も困らず入社しました。
むしろ正社員困らせる人事に値踏みされてる。
最初の2年くらいは困らずやってたかな。
ただ、平等に仕事を分配するタイプの職ではないため、個が強い私はお仕事もらえなくなった。
知識知らないって言うから教えてただけなんだけどなぁ。
まあそのうち辞めるだろうから、こちらも煽りは食らうでしょう。そこは知りようがないから知らないけど。

4社も回ったので、ある程度は一般的な労働者の悩みを具体的に掴めるようになってきたかなと思います。福祉の悩みは友人がよく愚痴るので仕入れてます。
父の愚痴は営業マンの悩みだし、母の弱音は家庭を支えるだけの障害者としてのつらさかな。

あとは2社目の時に貯めていたお金で通販できるようにものを集めて、ちょこちょこ頒布。(固定・仕事依頼参照)
アチラサマいわく祝具作れるとのことで、まあちまちまと色々やってます。出ていかないけど。

体が弱まってきてるなとは、2社目くらいから思ってたから、まあ貯金からの投資でどうにかはなるだろう。というかしないとなぁ。
締切というものが好きではないから、出版社に属するのはキツイけど、締切がゆるい出版ならしたいんだよな。それが通販の形してますが、拡散力もないし魅力もないようですが。


休憩_(┐「ε:)_フー

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