くまもと復興映画祭 10/3土 14:00〜


10/3土は家にいながら配信をチェックしていました。せっかくなのでその時のメモそのままを載せます。今回は14:00〜 「ビューティフルドリーマー」ティーチイン


司会 行定勲監督 きべとしお
ゲスト 本広克行監督 小川紗良 藤谷理子



くまもとがワールドプレミア 謎の多い映画

・手応えのある作品が作れた
「本来こういう監督なんだな」
→30年経つけどもっと可能性があるんじゃないかな 映画は発明されて100年以上、モンタージュ理論に縛られてずっと同じ話をしている ぶっ壊して違う映画を作りたい 2作目3作目とやってみたい 実験ではある

行定 
理解できないものってある
説明しないとわからないものを作るなよと教えられたけどこれは説明しないとわからない

本広 
わからないものを追いかけていくのが好き
シネマラボを作った 押井守監督が作ったのを映像化した 

押井さんの「夢みる人」を基にして「映研の構造」を基にしている メタ構造 名前も出演者のまま

ネタバレ 行定
最後にレールが見切れる あのショット見たとき嬉しかった 不思議な展開 入り込む感じが1番やりたかったのかな
紗良ちゃんも「あれは大丈夫なんですか」
現場で言われてやった ナレーションも自分が書いた 大林映画みたいだねって言ったら爆笑してた 
好きなものを入れ込んでしまおう
普通の映画作りとかなり違っている

押井守のアニメにインスパイアされてる
押井さんも演劇に影響を受けている
リフレインする映画 テーマが同じものを踏襲している 

アドリブ、エチュードっぽい 現場で?
細かいところはエチュードで 稽古もたくさんやった 4日間ほどの稽古 照明も本当に教えてもらった 

小川紗良のキャスティング 監督もやってるからぴったり ボキャブラリーが違う
理子ちゃん ヨーロッパ企画に出ている女優さん シネマラボには若くて才能ある方がたくさんいる
ムロツヨシを見出した監督 


質問・感想

・1番最後で学校のミニチュアが うる星やつらの??オマージュなどあったら 意識したもの
演出を組み立てた感じが今回はあまりない
遊んでいるような感じで撮影をしていた
撮影の前にバーベキュー
監督の食のこだわり 現場の食事大事
「全部にピント合わせろ 黒澤映画じゃないんだ」 映画好きならわかるオマージュ
大林さんの「ATGを復活させろ」冒頭に入れている 紗良ちゃんがフィルム触っていてトロイメライをかけていて「転校生」みたい 
大林監督が失敗してるのも成功してるのもわかる そういう影響が大きい 


・大林監督の話が出たので 直接関係ないが昔のくまもと映画祭で「はいし」という映画が上映された 行定さんはその頃は東京にいたのか?おそらく東京

大林さんの話
この映画には大林色がある いろんなところに散りばめている 映画監督ってペテン師 その最たるもの 原作に縛られたくない 
ナレーションで自分が喋って原作から逸脱していく 勝手に動かす メタフィクションで登場人物に考えさせるところが多かったのでは? 大変だった 役としては自分だったりするのか?自分がかなり出てある部分はある
監督やってる自分と監督を演じている自分は違うとは思う 

2人は舞台も演出してるからその影響はあるか 行定:舞台は演者と距離が近くなる 映画は距離をとりたくなる

本広さんは監督作品で部活のやつが多いけど自分の経験が大きいのか
群像ものが好き 男女だと薄まる だと部活が1番 若い子を引き揚げてあげたい 映画からみんなが育っていく感じがすき
2人は大ブレイク間違いなし 行定さんも

・理子さんが何をやっているんだろうとか、今回の映画で気になるところがたくさんあってもやもや 今後の展望

低予算で作ってる 第十弾まで行ったら場面を集めて映画をつくる 第二弾 あの戦車をどう運ぼうか 
やるべき ぜひやってほしい
ここからは好きなものをつくってほしい
時々あてに行きたい 最も影響を受けた押井守なので 


藤谷さん
ちょっと変わった映画 みた人によって感想が変わる たくさんの人に見てほしい

小川さん
一人旅で20の時に来ている 4年ぶりに来て熊本城の修復が進んでいる 今日ここに来てものづくりでなにかパワーを与えていけたら 私も頑張っていこうと思いました

本広さん
映画を続けることを貫きたい パート2,3という風に作っていけるとたくさんの人を巻き込んでいけると思うのでたくさんの人に見てもらいたい 日本映画を盛り上げていきたい 
みんなで応援してもらうと産業が活性化していくと思う

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